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山形の旅(3)山形美術館 常設展

※山形美術館の常設展で近代絵画を中心とした「吉野石膏コレクション」日本画を中心とした「長谷川コレクション」などを観た。作品は撮影不可。

★山形美術館 常設展
会場:山形美術館(山形市大手町1-63)

◎「奥の細道図屏風」(与謝蕪村:1779年:長谷川コレクション(山形美術館))(重要文化財)

「奥の細道図屏風」(美術館前のバナーより)

◎「テムズ河のチャリング・クロス橋」(クロード・モネ:1903年:吉野石膏コレクション(山形美術館))

「テムズ河のチャリング・クロス橋」(美術館前のバナーより)

◎「花とコーヒーカップ」(アンリ・マティス:1924年:吉野石膏コレクション(山形美術館))

◎「サン=ベルナール(アン県)の家並」(モーリス・ユトリロ:1929年:吉野石膏コレクション(山形美術館))

「サン=ベルナール(アン県)の家並」(美術館前のバナーより)

★こちらも今回のお目当ての一つ、吉野石膏コレクションをゆっくりと観覧した。近代西洋美術のオールスター勢ぞろいといった趣き。また、どれも瑞々しい色彩の良い絵が多いように思った。私の大好きなマティスさんの美しい静物画にも出会うことができた。
与謝蕪村の「奥の細道図屏風」は、ここに来て初めて、ここにあったのか、と知った作品。大阪の逸翁美術館で同じ奥の細道図の巻物を観たことがあるが、屏風に仕立てられたものは初めて見た。
また、高橋由一の「鮭」も展示されていた。東京国立博物館所蔵のものが有名だが、ほとんど同じ構図の絵を思いがけず観られたのは良かった。
大きな美術館ではないが、とても充実したコレクションで、大満足のひとときを過ごせた。

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