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日本浮世絵博物館 「絵で読む『源氏物語』-江戸と明治のひろがり-」

日本浮世絵博物館 「絵で読む『源氏物語』-江戸と明治のひろがり-」

◎ 「絵で読む『源氏物語』-江戸と明治のひろがり-」
【会 期】
前期:3月27日(水)~5月12日(日)
後期:5月14日(火)~6月23日(日)
【会 場】日本浮世絵博物館 〒390-0852 長野県松本市島立2206−1
(以下、美術館公式web siteより引用)
「平安時代に成立した『源氏物語』は日本最古の長編小説として知られ、本年は大河ドラマで取り上げられるなど現在でも注目を集めています。とりわけ江戸時代は『源氏物語』の俗語化や翻案作品も刊行され、多くの人々に物語のイメージが普及した時代でもありました。
前期展示では江戸時代に制作された浮世絵木版画より、『源氏物語』が庶民の間で親しまれていた様子をご紹介します。
後期展示では尾形月耕「源氏五十四帖」を中心に明治期に制作された作品をご覧いただきます。
時代による描写や雰囲気の違いと共に、江戸・明治期に共有された古典イメージの一端をお楽しみいただけますと幸いです。」

◎尾形月耕「源氏五十四帖 五十三 手習」(明治28年)

尾形月耕「源氏五十四帖 五十三 手習」

尾形月耕「源氏五十四帖 三十八 鈴虫」(明治25年)

尾形月耕「源氏五十四帖 三十八 鈴虫」

尾形月耕「源氏五十四帖 五十二 蜻蛉」(明治28年)

尾形月耕「源氏五十四帖 五十二 蜻蛉」

※この博物館には、数年ぶりの再訪。NHK大河ドラマで話題の源氏物語の特集展示。尾形月耕という人の作品は、今回初めて観た。とても繊細な線で描写されている。色は肉筆のやまと絵を観ているような細かな違いで表現されている。やはり明治期の浮世絵は技術的にも大きく進展していたということだろうか。

※博物館備え付けのカラースタンプで多色刷りの体験が簡単にできて楽しい。

カラースタンプで多色刷り体験


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