軽率な愛

愛がほしかった
だけど何が愛かわからなかった。
誰かのために哀しむことも、喜ぶことも、上辺でしかできなかった、
「心ってなんだろう」なんて答えも何もない、考えても空っぽな問題の答えを未だに探してる


「愛されたい」と泣いては、誰も信じきれなくなっていく愚かな自分に嫌気が差してどれだけ目に見える傷を作ったって意味ないのはわかってる。けどそれが私のささやかな反抗であり、生きてる証だった。

みんな「好き」「愛してる」って軽率に使うじゃない。それが嫌なの。私を殺すほど愛してほしい
行動だけとか言葉だけ、とか私が言ってから、とかじゃなくって、私が嫌がるほど、もういらないほどの、愛がほしい。

もし、私でだめなら、目の前で死んでやる。
そして、永遠に記憶な中で呼吸をして君を苦しめる。
すぐ病んじゃうから、私が死にたくなったら骨が折れるほど抱きしめて
そして心中して、


私以外と幸せになることはいいの、だって私を選ばない人とはいっしょにいられないから、こんなんだから私はずっと独りぼっち。

軽率な言葉に浮かれて傷つくことは絶対に嫌だ、けどそうやって、いつの間にか誰も信じられなくなってるのを感じるから、
私を愛せるのは私。私を創るのも私。全部私。


一生を誓うくらいなら、今を死ぬほど愛せよ。
愛されないと、愛を返せないよ、私は。


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