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アメリカ横断旅行その6~アンテロープキャニオン


卵アレルギーの子どもを連れての旅行、外の物を食べさせることに抵抗があり、さらに日本の離乳食にも限りがあり・・・。自炊を余儀なくされるのですが。

最近の話ですが、数日前にピーナッツバターを食べさせたら蕁麻疹と耳と唇の腫れ。チーン。幸いアナフィラキシーまで至りませんでしたが、念のため緊急の病院で診てもらうとNo Peanuts!と先生に言われました。アメリカのお菓子ピーナッツ入ってるもの多いんですよね・・・。公園とか怖いなぁ。なんせお菓子の袋持って食べながら遊んでいる子が多いのでね。小児科の先生にピーナッツは早めに食べさせた方がいいと言われていたので何度かあげたことはあったのでまさかアレルギーだとは思いませんでした泣 

そんな訳で地味にショックを受け、更には最近野菜を食べなくなり食に興味のない娘のためにアレルギーやら食育について調べているとブログ書く時間なんて無くなるんですよ。どうやら周りの先輩ママたちのお話を聞いていると…何歳になっても食の悩みは尽きないようですね…

さて今日もブログの更新が遅れている理由(言い訳)を記してからのスタートです。ではでは、アンテロープキャニオン。

Day 7 Antelope canyon

5月24日 
ページ泊(アンテロープキャニオン)

州:アリゾナ
所要時間:0(この旅初の長距離移動なしの日!)
天候:雲ひとつない快晴
時差:-2時間

7:20 Airbnb出発
9:10 アッパーアンテロープキャニオンツアー
10:45 アッパーアンテロープキャニオンツアーから退散
(午後は久々にゆっくりと過ごしました。)

この日はこの旅初めての長距離移動なしで観光オンリーの日。
前日とこの日の2日間はページという町のAirbnbに宿泊しました。
ここは本当に交通の便が良く、我々が泊ったAirbnbからアンテロープのツアー会社まで車で10分。ホースシューベンドまで車で10分。グレンキャニオンダムのビジターセンターまで車で6分。スーパーもSafewayとWalmartがありとても便利でした。

アンテロープキャニオンはツアーでないと観光することができません。予約数も限られているので早めに予約を取らないと枠が埋まってしまいます。そして小さいこどもが参加できるツアー会社も限られており(確か2社しかない)、私たちはAntelope Canyon Navajo Toursのツアーに参加しました。一人125ドル。1歳4か月の娘の分もしっかり取られます。(よくある2歳以下無料なんて甘いものではなかった)またお昼ごろの枠は埋まりやすく、値段も高い。なぜなら太陽の位置が高くなるとアンテロープキャニオンに太陽光が差し込むため明るく、そして光のビームと呼ばれるものが見られるからだそう。つまり人気の時間帯なんですね。私達はその時間帯が空いていなかったため、9:00台のツアーに申込みました。光が入りにくい時間帯のアンテロープキャニオンってどうなんだろうと思いましたが、全く問題なしです!楽しめました。

ちなみにアンテロープキャニオンはアッパーとロウワ―があります。アッパーは小さい子供連れでも余裕ですが、ロウワ―ははしごを登ったりするようでうちの娘にはまだ難しいと思い、私達はアッパーを選びました。

ツアーの集合時間なんですが…
予約確認メールのリンクにはツアーの開始時間が9:10でその1時間前までにチェックイン、メールの文面には45分前…。結局何時に行くのが正解かわからず心配なので早めに行きました。7:40にツアー会社の受付に行くも、チェックインはすぐに完了し、9:00に再度集合場所に来るように言われました。早く行く必要はなかったようです…。この日5:30に起きたんですが。笑 

ツアー会社の受付


急に1時間程暇になってしまったので近くのスーパーSafeway で時間潰し。暇すぎてスタバでアリゾナのマグ購入、ダラーツリーで娘の好きそうなシール購入。トイレ行ったりしてたらなんだかんだで良い時間になったので8:40頃戻りました。待合のテントの下でチャイルドシート持って待機。 

ここで待機。
※サラサラの赤土はメッシュのスニーカーの中へ入り込みます。

というのもツアー会社の受付からアンテロープキャニオンまではトラックで移動するのでチャイルドシート持参必須。(無論このツアー会社の場所が車でしか行けない場所にあるので忘れるということはないと思うが。)


ちなみに荷物はバックパックが✖と書いてあったけど、リュックは普通に背負っている人がいました。こういうところアメリカはゆるい~。マスクは必須でつけていないとツアーに参加できません。ツアー中も写真撮影する時でさえ外すことは許されません。実際にガイドさんから注意されている人がいたのでここはかなり厳格かと思います。

しばらく経つと名前が呼ばれて、トラックへ向かいます。1グループ8人ほど。20mphの速度で未舗装の道をゆっくり10分かけて走ります。

トラックの後部座席、既に砂が…
通常はこの荷台に乗ります。


大人はトラックの荷台の座席に、私たちは家族3人はチャイルドシートあるのでトラックの後部座席&助手席へ乗り込みました。最初は荷台いいなぁと思っていましたが、砂埃すごかったので窓のある後部座席でよかった…。

車には見覚えのあるチーム名。Steelers…。えーこんなところでピッツバーグを彷彿させるグッズを見るとは!夫に話しかけなよ~なんて言ってたら、ちょうどガイドさんにどこから来たか聞かれてピッツバーグと答えると首にかけていたSteelersのストラップをドヤ顔で見せてくれてとっても喜んでいた!笑 スポーツで世界は繋がるのね。そこから嬉しそうになんでSteelersファンなのかを語ってくれました。(我々シアイミタコトナイ…。なんて言えない)

そうこうしているうちにアンテロープキャニオンの入り口に到着。

あの奥にアンテロープキャニオンが…ドキドキ


中に入ると…


インスタでよく見るやつだ!笑
めちゃくちゃ大興奮でした。自然が創り出したウェーブが美し過ぎて、まるで彫刻のよう。地面は砂場のような感じではなく硬いので歩きやすいです。そして日も遮られるので涼しい。

そしてガイドさんがたくさん写真を撮ってくれました!めちゃくちゃ写真を撮るのが上手くてiPhoneのカメラ機能を駆使し、フィルター・拡大縮小・明るさ等微調整してくれていい写真いっぱい撮れました。iPhoneの方がカメラよりきれいに撮れる(おそらく正確に言うと映える写真が撮れる)と言われている意味が良く分かりました。加工でかなり明るくなりますが、基本は暗めです。一眼の加工なしの写真がこれ!

夫のお気に入りの一枚、彼の待ち受けです。
これは人工物…笑 ガイドさんが砂を投げてました笑


ウェーブが美しい。


私のお気に入りの一枚


これらは全て加工なしの実際の明るさです。
光のビームは見られなかったけど、これはこれでかなり神秘的だったと思います。
キャニオンの模様や形をdragon eyes,heart,monument valley sunset,pyramid なんて名前を付けて、フォトスポットにしていてよくまぁ色んなものに例えたものだと感心。今写真を見返してもpyramidと♡以外どれがどれだかわからない笑

ちなみに以下がiPhone11の加工ありパターン。


多分…sunset 


これは絶対pyramidだ!


娘もちゃんと自分の手で触ってきました(触らせた



コロナ禍ということでマスク姿の写真しかないことが少し残念でした。なにを間違えたのか、わたしマスクに帽子という装備で挑んだんですよね、結果顔が暗すぎて。この旅で基本帽子をかぶっていた夫がこの時ばかりはつけていないんですよ!これ後々聞いたら、「顔が暗くなるじゃん」と言われました…。え!それ私にも教えてよ!!!!!!!

家族写真もガイドさんが撮ってくれました


キャニオンの中は一方通行のようで、出口にはこういう通路が設置されていて、ここを通りトラックへ戻ります。

出口は砂浜みたいで足が取られます
ゆるいけど長ーい坂。


これが結構辛い。アンテロープキャニオン、ベビーカーなんてもちろん不可なのでヒップシートをしていきましたが、上り坂に階段。そして朝は涼しかったのにこの頃には強い日差しが照り付けます。一緒にツアーを回った方々が両親ぐらいの年齢の方々が多くみなさんとてもゆっくり歩かれるので、子を抱えた私達が先頭を行きました。(大自然を観光するには体力・筋力が必須ですね。)

帰りの車でガイドさんとお話をしていて、ガイドさんはナバホの人で、アンテロープキャニオンとかこの辺一帯は自分の小さい頃のプレイグランドだと言っていました。娘は眠かったようでたった10分の帰路のトラックで寝てしまいそのまま車へ運びました。大人はお腹すいたので寝ている間にマック食べて帰宅。

それにしてもサマータイムや国内の時差…今何時なのかよくわからなくなる。この旅で一番それを感じたのはこの日でした。アリゾナ州はサマータイムを導入していないが、ナバホ族はサマータイムを使っている。そのナバホ族の地域はアリゾナ州の中にある…。ここからは旅行後に調べてわかったことですが、ナバホ族の地域に囲まれているホピ族の暮らすホピー・リザベーションという地域はサマータイムを導入しているそう。国内の時差があってさらにはサマータイムを導入するかどうか州や自治体で選べるの???そしてインディアンがいまだに暮らしている地域がある。アーミッシュの暮らす地域にも行ったことがあるけれど日本人の私にはこの事実が理解できない…。関東・関西レベルの違いじゃない。アメリカってすごいな…一つの国じゃないよねと。

こうして時差があり、さらに違う人種、文化に触れることはアメリカ横断してるんだなぁと感じるポイントでもありますね。この旅行がなければ知らなかった。

この日、午後はゆっくりしようということで娘を久々に公園へ連れて行きました。久々のブランコ、とーっても楽しそうでした。やっぱりこういうのが一番楽しいよね、ごめんよ連れ回して😭😭なんて思いながらゆっくりした時間を過ごしました。でもこれまだ7日目。(笑)

次はページを離れ、フラッグスタッフへ向かいます。いよいよグランドキャニオン・セドナでグランドサークル周りの終盤を迎えます。



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