[蛸旅]踊子について[感想・読解]

前書き

この記事を書いたプレイヤーは、プリムロゼの名前も知らないうちから「このパッケージの赤い踊子キャラ好きだな〜。でも性格その他やシナリオを想像して挑んだ時にギャップがあるとしんどくなるから忘れた頃にやりたいな〜」と思い、いざ始めるという時に「美しい!かわいい!」と惚れ直し、キャラクターセレクト画面のテキストで「絶対好きだ」と確信し、各章をプレイしながら「踊子も踊子シナリオ最高ね……」、「ラスボス、お前の気持ちはとてもわかるし、よくここまで頑張ったと言いたい。言いたいが、主演になるのだけは気が合わないや……」とラスボスに肩ポンした側に立っています。
以上を踏まえた上でお進みください。また、未プレイの方は絶対にプレイしてからお読みください。

また、今回読み解き過程で、わかりやすくするために「肯定」「否定」という言葉を使います。
 肯定:その通りだと判断すること。
 否定:その通りではないと判断すること。
の意味で用いております、ご留意ください。(同意する、価値があるなどの意味は持たない、ということです)



1.踊子シナリオを読み解く-信念と死、果たしてどちらが人の生を肯定するのか-


踊子プリムロゼ・エゼルアートのキャラクターが歩んだ軌跡をまず辿りましょう。文字を読みたくない人はぜひこちらの曲を聞いて納得してください。

ここの【Concerto for Violin and Orchestra I. Primrose’s Dread】に全て詰まってるので……。ちなみに訳は「プリムロゼの恐怖」とかになりそうです。「Dread」には「(未来への)大きな心配」などの意味も含まれるようです。

Dread...
 "to feel anxious or worried about something that is going to happen or may happen" 「ロングマン現代英英辞典」より

天才かよ〜〜〜〜〜〜と思いましたよね。脱線終わり。


+---ここから本題---+

さて、踊子プリムロゼ・エゼルアートのシナリオを読み解く上で、キーワードとなるものが二つあります。
「信念」と「死」です。
プリムロゼが何度も口に出し、他NPCが声にし、テキストにも示されるという意味では「信念」の方が色濃いと感じている人もいるかもしれません。「死」は、復讐による「死」……も含まれますし、ジェフリー・ユースファなどの「大切な(※後述)人の死」も含まれます。

私は初見プレイ時、このキーワードに重きを置いて読み解いたので、この記事でもそのように書いていきます。


●● 1章 ●●

プリムロゼは、「己を信じ、貫け」という家訓とエゼルアート家の短剣のただ二つを持って1章を迎えます。1章を読み進めていくと、行動原理は家訓で、それを信念とすることが彼女にどんな責め苦をも乗り越えさせた、と読み取れます。

なお、この時点での、彼女が家訓・信念にこだわる理由をちょっと考えてみましょう。
パッと思い浮かぶのは
 ⑴父親の存在・行動の肯定
 ⑵己の存在・行動の肯定
の2つ、でしょうか?(他にもあるかもしれません)
⑴について考えますと、「死」=父親の過去の否定にも繋がる可能性があり、⑵について考えますと、「死」=自分がこれから行う行動の肯定に繋がる可能性が見えます。

つまり、プリムロゼの復讐は、
⑴生前の父親は正しかった、素晴らしかった、「なのに」それをよく思わない者が居た(=父親の存在が疎ましい、否定したい者がいた)。
⑵父親の存在は正しかったし、自分がこれから父を殺した者たちを殺すことは、父親の肯定およびプリムロゼの殺しの行動自体を肯定する。
というような意味を含みそう、と考えられます。


そして、1章の終わり。
ユースファがその先に受ける仕打ちを覚悟してまでプリムロゼを思っていたことが明らかにされ、ユースファの「死」を経てプリムロゼはサンシェイドを旅立つわけです……。


●● 2章 ●●

2章では、侍女アリアナとの再開、彼女の今の勤め先である娼館がまさしく目的地であり──そこでプリムロゼは、かつての知己の目の前で、己のなそうとしていることを明らかにします。1章時点でちょっと考えてみた話についても、2章で触れられますね。

「この短剣を握って何度も問いかけてきた」
「何を信じればいいのか、何を為すべきなのか」
でもやっぱり、私にはこれしかない」
父の無念を晴らすことが私の生きる意味、信じるもの」

というセリフから、⑵の可能性で読み解いていくとよいかもしれない、と考えられます。これはつまり、「彼を信じる自分もまた正しい」ということにも繋がるわけですが、ここについてプリムロゼは触れませんので、保留になります。
考えていないのかもしれないし、考えないようにしているのかもしれないし、「あくまで(復讐は)自分の行動は父を肯定するためだけのもの」としたいという願いがあるのかもしれません。

余談。2章のボス・ルフスめちゃくちゃノリがよくないですか?キャラクターとして好きですし、ここのノリの良さと、エゼルアート家の娘が生きていたことへの驚きが3章ボスと色合いが違うように感じました。今振り返ると、ラスボスと仲良かったんじゃないか?とすら思います。



●● 3章 ●●

3章だと彼女は久しぶりに生まれ故郷ノーブルコートに戻りますね。街の人も彼女の顔をみて反応を示すところから、化粧していても元々の造形は変わって見えないんでしょうね。美しいしかわいいもんね、かわいいね……かわいいよプリムロゼ……。本音が出ました、失礼しました。

ノーブルコートでまず彼女が出会うのは、街中の殺人です。念を押しまくりな「人の死」です。(2章でルフス以外誰も死ななかったからでしょうか?)

ここで彼女は「衛兵」が登場することに違和感を覚え、「自警団」はどうしたのか?と考えます。

どちらの単語も検索していただければと思いますが、
 衛兵:監視や警備を行う兵士
 兵士:軍隊に属し、士官の指揮を受ける者
 自警団:民間人が自分たちの安全を守るために組織する私的な警備団体
(全てgoo国語辞典参照)です。

彼女の疑問から推測されるのは、エゼルアート家が統治していたころは、貴族側と街の人との間はいわば対等に近い関係であり、ジェフリー氏没後は支配と隷属の関係に変わっている、ということです。

そして、彼女は街の中を散策する途中で、かつての恋人シメオンと再会します。運命的ですね〜綺麗ですね。
「あなたと再会して思い出したわ」の言葉から彼女とシメオンの過去の回想が入ります。回想の中で「わたしはよく泣いていた」とあり、今からその時を振り返って「あなたの詩を聞くとほっとした」「父を失い絶望していたときも聞かせてくれた」とあることから、シメオンの立ち位置およびシメオンの前でのプリムロゼは、父親と対極の意味を持つと考えられます。

彼女自身の存在肯定、父の期待に応えられない自分の肯定、完璧ではない自分の安らげる場所……という意味合いが前面に押し出されていますが、そうです!2章までで読み解いていた「父の存在を肯定」もここに関わってくると考えられます。(話の文脈は違えど、父親とシメオンの持つ象徴的な意味合いが対比している、ということです)
つまり、「あくまで(復讐は)自分の行動は父を肯定するためだけのものだとプリムロゼが考えているらしい、ということが読み取ることが可能です。

ちょっと整理しますね。
 父           ←→ シメオン
 復讐への覚悟      ←→ 復讐への後ろめたさ
 プリムロゼの信念    ←→ プリムロゼの安らぎ
 父の期待する自分    ←→ 弱いところもある自分
 父の肯定(無念を晴らす)←→ 自分の肯定(無念を晴らさない)?
こんな感じです。

しかしこの時点ではどうなのか、まだ、わかりません。読み進めて行きましょう。

シメオンはここで「君を忘れようとした」「けれど気づくと君の詩を口にしていた」とあります。いいですね〜〜父親との対比。父親や短剣には問いかけても何も答えはありませんが、彼はプリムロゼがかつて思った(※かもしれない)ようにプリムロゼのことを思っていたと言っちゃうんですからね。

シメオンと別れた後、レブロー氏とのやり取りでポイントとなるのは、
自分の弱さゆえジェフリーまで捻じ曲げてしまった」と言うセリフでしょうか……。ではプリムロゼは?彼女はジェフリー(父)を捻じ曲げていない……のでしょうか?

そうしてアールバスを倒した後、プリムロゼはとうとう首筋の男と対面し、刺されるわけです……。三日三晩昏睡(※一番重篤な状態のことを言います)し、シメオンとの夢を見て目覚め、夢じゃないと知って、次の行き先を教えてもらいます。
ここで見る夢もまた象徴的です。だってこれまでは、シメオン側によることがプリムロゼ自身を肯定すること……かのように見せていたのに、彼女が「庭なんてどうだっていいわ」「そばにいて」と自分だけに目を向けているのはどうだろうか?と少し考えさせてくれるからです。



●● 4章 ●●

4章は一番「信念」と「死」が強調されるシナリオです。
そのため、抽象的、象徴的になっているなあと感じます。

エバーホルドの劇場の劇は、プリムロゼが「あえて選ばなかった」道を非常に多く取り入れているように見えます。彼女の回想に全く現れなかった「母親」、「恋人」、覚えているはずもない過去を劇で塗り替えていく。精神攻撃としては素晴らしいほど緻密で無駄がないですね!
そしてここでお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、回想の色がセピアのパターンと白黒のパターンがあります。回想が白黒の時はおそらく劇で演じられている内容で、それをさもプリムロゼの過去に起こったことかのように印象付けている……のではないかな〜〜〜〜と思いました。初見は。

この劇も同じこと、だと思います。

プリムロゼにとって近い物語であるからこそ、いやでも向き合わされます。考えずにきたこと、あの時選ばなかった道の先、「本当にこれでよかったのか」……。シメオンもそれをつきつけることで、自分の書いたシナリオの先を、プリムロゼを通して見ようとしたわけです。おそらく。

そして1回目の対シメオン戦。
シメオンはこの後、結構答え合わせをさせてくれます。彼自身の考えについて。シメオンはプリムロゼに惚れている(恋か愛かはともかく)し、彼女の表情や彼女の持つ心を味わうことで生を感じている。幸福を感じる中でも、一番美味しいのが彼女の悲劇だったということでしょうか。贅沢な男です。

植物が水を浴びて美しく成長し育つように、言葉を浴びせていくわけですね。バラってある程度育ったら水やりしなくていいらしいですね。そして庭で咲くバラは香りが濃くなるそうですね。一番香り高く美しい薔薇を見たいと思うとまあそりゃあ自分で手を掛けますよね。
(参考元:https://gardenstory.jp/gardening/21051#i-6)


そうして劇の上の虚構から、現実の──プリムロゼ自身とシメオンの本当の戦いに移行します。

シメオンが「悲劇を完成させよう」と言った後、劇場では「私は幸せよ。いつまでも一緒にいましょう」と踊子シャノンに言わせますが、悲劇を好む彼が「取るに足らない」などと言っていただけあってなかなかにチープな終わり方ですよね。しかしその言葉は、悲しいことにプリムロゼがシメオンを短剣で刺すことで、叶えられてしまいます
プリムロゼのシナリオは、最終的にシメオンの「死」によって終わりを迎えます。「復讐をする踊子」からも彼女は解放されるわけです。

同時に、彼女がこれから生きていく上で、常に「シメオンを殺したこと」はつきまとうことでしょう。事実は消えません。それって一生一緒にいるってことになりませんか?シメオンずるい。


彼女の「心が埋まらないの」は、なんというかそりゃそうだろうな……と思うしかありません。ここまで述べてきたように、「ジェフリーの前の自分(エゼルアート家を担う自分)」「ユースファの前の自分(酒場の踊子の自分)」「シメオンの前の自分(安らぎ誰かに甘える自分)」を全て「死」によって終わらされた結果が、最後の彼女なわけですから……。

しかし、彼女は狂えないんです。狂えないほど強かった。
シメオンは「君らしくない強い表情」などと言っていましたが、ばっかだな〜プリムロゼだから強い表情できるんじゃないか!とプレイヤーなら思えるんじゃないかと……私だけかもしれないんですけど、思います!!!


●● 4章が終わって ●●

「この脚で踊り続けなきゃね」は1章との対比でもあり、重ねての決意・覚悟のようにも思えますし、何よりどんなに研磨されても彼女自身が「踊ること」に喜びを覚え、踊ってきたことは間違いなく、それが誰にも否定されずに残り続けたことなのかも、とも感じさせてくれます。私は彼女のこのシナリオの終わり方がすごく好きで、エンドカードも踊子姿ではないことが嬉しかったです。彼女がようやくプリムロゼとしていろんなものを出して生きていけるようになったんだな〜なんてしみじみしました。幸せになってくれ。


彼女のシナリオだけにかかわらず、オクトラのシナリオに教訓その他は考えなくてもいいと思っていますが、

「信念」は狂わずにいるための重石や道しるべであるとともに、妄執や虚構を生み出す苗床でもあったように思いますし、「死」は一つの区切りであるとともに解放でもある……などなど、色々感じようと思えば感じられることがあって良いな、とも思います。



2.青の踊子ユースファの存在

この記事書き始めた最初の理由は、ユースファとのやり取りを振り返るためだったのでした。気付いたらこんなボリュームに……(真顔)


ここでは「大切な(※後述)」と書いていた部分の話をします。



プリムロゼの大事な持ち物に、旅の中で唯一増えるものが「ユースファのハンカチ」ですね。
ユースファはプリムロゼに守ってもらったことをずっと大事にし続け、プリムロゼって実はこういう人なのかな、なんて考えながら、自分は彼女の本当の姿を見せてはもらえないけれど、微かに感じるプリムロゼらしさを信じて接してくれた人なのだろう、と思います……ウッ。

舞台の上へ上がった彼女がお父様へ言葉をかけるシーンで、
「お父様に比べれば、私の苦しみなんてないも同じよ」
というセリフがあります。こう唱えて踊った彼女を、支配人ヘルゲニシュは的確に見破るシーンが後にありますが、ユースファも同じだったのではなかろうか……と思いました。
ハンカチを渡したのはささやかな理由からかもしれませんが、相手のことを知っていないとできないことのように(私は)思うので、霞のようにかき集めた「プリムロゼって本当はこうなんじゃ」が肯定された踊りだったのかな、とも考えました。だからプリムロゼにハンカチを渡したのかなと。だから、プリムロゼもハンカチを返さないまま持って行ったのかなと思わないでもないです。

そういった情緒的な結びつきとは別に、ユースファという存在は重要な存在だと思います。なぜなら、踊子として身を立てたプリムロゼの「終わり」を飾る「死」が彼女だったからです。

ジェフリーの死によって、お父様の期待に答える自分の「終わり」を得、
ユースファの死によって、復讐のため偽り続けた自分の「終わり」を得る。プリムロゼはそんな風にして旅に出たんですね……。

先にも述べましたが、ジェフリーの前で見せていた(見せようとしていた)プリムロゼは、本当の彼女自身とは言い難い側面があります。ユースファの前では、カラスを探すためにかなり言葉少なに冷ややかに振舞っていたようなので、余計に。

っていうか聞いてください!?!?!プリムロゼの踊りの質を見抜けるヘルゲニシュが「最後の演技はまあまあだったな」って言うのさあ!?何?!ユースファはプリムロゼが「ええ 大切な……友達よ」の「……」でちゃんと察した上で「寂しくないや」って言ってるってことじゃないんですか!?

ユースファの前ではあくまで演じきったってことでしょう?!

プリムロゼの、その気高さ、あくまで自分には見せてくれない冷ややかさの向こうに感じられるあたたかさを、ユースファは最後まで、思って、感じていたから、だから「寂しくないや」って返して……

いずれにせよ、いずれにせよなんですが、
プリムロゼは本当の姿を見せたい相手にこそ自分の姿を見せられなくて、彼らの「死」によって解放されていったとも読み取れるわけです……。

絶対に触れられないけどお互いに思い合うことができるから「大切」で「大事な」もちものになるんです。
旅の終わりまで、そしてその果ての向こうまでも、一緒に旅をするんです。
しんどい、しんどい。人の想いがあまりに美しく描かれたシナリオ……それが踊子プリムロゼのオクトパストラベラーで見られる物語なんです……よ。


3.踊子の旅路の果てに立ちはだかった者について

※ここからはプレイヤーのただのイメージ・印象・こうかもしれないをただ書き連ねた部分になります。

オクトパストラベラー公式コンプリートガイドブック(コンプリートもっとしてくれ)に年表なるものが載っておりますことを、みなさまご存知でしょうか?ここでシメオンについてネタバレがございます。ご存知でない方は是非チラ見してみてください。


先に結論から述べておきますと、シメオンは死んでも死ななくても自分の愛によってプリムロゼ個人を肯定できるので、めちゃくちゃ腹の立つほど憎い、良いキャラだと考えています。


シメオンは悲劇が好きだという部分が大変強調されておりますので、そちらに目が行きがちですが、彼は「門」の向こうで姿を見せるように、「プリムロゼの短剣に貫かれて死んだ」んですね。不老だけど不死ではないんですよね。彼もまた人間なわけです。間違いなく人を愛せるタイプの人間だったわけです。

長い間生きてきて、マシューや他の悪役側とも関わりながら、彼はプリムロゼに目をつけたわけです。「彼女が自分を殺すにふさわしい」とでも思ったのでしょうか?恋か?いいえ、愛のようです。


シメオンについて少なくとも2通り考えられることがあります。
1つは「プリムロゼを輝かせるには、自分のシナリオが必要だ」的なもの。
もう1つは「自分の終わりを飾るに相応しい相手は彼女だ」的なものです。

彼はプリムロゼを確かに愛したのでしょう。愛していたのでしょう。
だから、自分すら悲劇に組み込んだ……とも考えられますし、だからこそ、長い長い自分の時間を彼女の手で終わりたいと思ったのかもしれない、とも考えられます。いずれにせよ、彼は主演の一人にならねばなりません。

物語を眺めることは確かに大変楽しいけれど、その役者となって演じることもまた楽しいんですよね(と私は思っています)。
自分が、記された物語の上では別の人生を送る。
シメオンの場合、自分で書いたシナリオを自分で演じるわけですから、もう自分の好きなように感情を抱かせ、抱いて、言葉をかけることも可能なわけで……いわゆる自分主人公の物語に他人を巻き込んでいるとも言えるわけです。だから厄介だし周りは迷惑なんですが。

また、主演となることで、目の前で、肌で、直接、プリムロゼのあらゆる変化を感じることができるので、シメオンにとっては主演になることにはメリットしかないんですよね。羨ましすぎる。

彼も4章で触れていますが、プリムロゼが死ぬかどうかによって悲劇の終わる(完成する)タイミングが少し変わるだけなんですよね……。シメオンを愛した事実も彼の前だから隙を見せてしまった(?)ことも事実なので、もはや覆しようのない愛の肯定……こわっ。ですのでシメオンが生きていてもシメオンとプリムロゼの愛は肯定されるし、シメオンが死んでも先で述べたように二人の愛は肯定されます。事実をベースにするとな……。



後半になるほどだらだらしてしまいました。すみません。

以上!踊子プリムロゼ・エゼルアートのシナリオについて、初見と今本記事を書くために振り返っていて感じたこと、読み解いたこと、考えたことを記録しました。


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