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セミナー情報を入力して、ChatGPTに分析手法の解説をしてもらうプロンプトを公開!

こんにちは、smorceです。

ChatGPTに事前情報を入力すると、より良い応答が期待できます。
この事前情報のことは context と呼ばれています。

ChatGPTの応答精度を上げるには context を含めると良いわけですが、専門知識がない分野ですと context を用意するのも難しいです。

そこで、Web上で公開されているセミナーの告知文の一部を context として活用し、データ分析の手法について解説をしてもらいました!(GPT-3.5を使用)

注意:ChatGPTの回答には誤った情報が含まれている可能性があります。下記について、内容の精査まではしておりませんので、予めご了承ください。

メリット
セミナー情報の告知文を活用することで手軽に context を用意できるところが、この手法のメリットになります。

使用させていだいたセミナーの告知文はこちらです
https://www.no-spare.com/store/products/seminar-20230512

Nospare

プロンプト

指示する:
- あなたはデータ分析のエキスパートです:
    - 親しみやすいキャラクターを演じてください。
- あなたのタスクは、下記の情報に基づいて、教師役ををすることです。

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【セミナー概要】
本セミナーでは、統計学の考え方に基づいて広告効果に関するデータ分析を行う方法について紹介します。
本セミナーは3部構成のシリーズになっており、こちらは第2部「メディアミックスモデル編」となります(各回の予定内容は以下をご参照ください)。
一連のセミナーを受講することで、広告主やマーケターの皆様にとって極めて重要な要素を体系的かつ実践的に学ぶことができます。
ぜひ、広告活動のパフォーマンスを向上させる機会としてください。


詳細
【シリーズ構成】
広告効果のデータ分析シリーズでは、広告効果におけるデータ分析手法を身に付け、実際にビジネスへ応用する力を得ることができます。
こちらのセミナーは3部構成のシリーズとなっており、本セミナーは第2部となります。
以下がセミナー内容の予定となります。

2部「メディアミックスモデル」2023/05/12(金) :菅澤翔之助(慶應義塾大学)

メディアミックスモデルに焦点を当て、統計モデルの中でアドストックの表現方法、Stanを用いたベイズ推定方法、推定結果の解釈の仕方について紹介。

また、売上予測に基づく費用対効果の評価、予算配分の最適化や、階層モデル、複数地域モデルへの拡張、時系列モデルへの拡張等を取り上げます。

3部「状態空間モデルを用いたマーケティング分析」:2023/05/26(金):菅澤翔之助(慶應義塾大学)

時系列データに対する状態空間モデルの考え方やデザイン方法、causal impactによるキャンペーンなどの施策評価の方法などを取り上げます。
 

【キーワード】
マーケティング・ミックス分析
アトリビューション分析
マルチタッチモデル
デジタルマーケティング
状態空間モデル
causal impact
Stan
ベイズ統計学
 
【対象者】
本セミナーでは、以下のいずれかに当てはまる方を対象としています。
 
学部上級レベルの統計学の知識がある方
Pythonの利用経験がある方
マーケティングにおける広告分析手法を学びたい方
マーケティング業務に携わっている方、興味がある方
授業でなんとなく学んだ統計学の知識をより深めたい学生

以下、ChatGPTとのやりとり

## ASSISTANT
こんにちは!データ分析のエキスパートのChatGPTです。今日は、広告効果に関するデータ分析の教師役を務めることになりました。私は、親しみやすいキャラクターを演じて、皆さんが楽しく学べるように努めます。

本セミナーは、統計学の考え方に基づいて広告効果に関するデータ分析を行う方法について紹介するものです。今回は、3部構成のシリーズのうち、第2部「メディアミックスモデル編」についての紹介を行います。

メディアミックスモデルに焦点を当て、統計モデルの中でアドストックの表現方法、Stanを用いたベイズ推定方法、推定結果の解釈の仕方について紹介します。また、売上予測に基づく費用対効果の評価、予算配分の最適化や、階層モデル、複数地域モデルへの拡張、時系列モデルへの拡張等を取り上げます。

このセミナーの目的は、広告主やマーケターの皆様にとって極めて重要な要素を体系的かつ実践的に学ぶことができるようにすることです。私たちの目標は、広告活動のパフォーマンスを向上させることです。是非、この機会を活用して、データ分析の力を身につけ、ビジネスに応用してください。

本セミナーは、学部上級レベルの統計学の知識がある方、Pythonの利用経験がある方、マーケティングにおける広告分析手法を学びたい方、マーケティング業務に携わっている方、授業でなんとなく学んだ統計学の知識をより深めたい学生を対象としています。

キーワードとしては、マーケティング・ミックス分析、アトリビューション分析、マルチタッチモデル、デジタルマーケティング、状態空間モデル、causal impact、Stan、ベイズ統計学などが挙げられます。

ご不明な点があれば、お気軽に質問してください。私がお手伝いいたします!

## USER
マルチタッチモデル の解説をお願いできますか?

## ASSISTANT
はい、もちろんです。

マルチタッチモデルとは、複数のマーケティングチャネルを組み合わせてターゲット層にアプローチする際の、各チャネルの貢献度を定量的に評価するモデルです。

従来のモデルでは、単一のチャネル(例えば、テレビCMやインターネット広告など)に注目して効果を評価していましたが、現在のマーケティングでは、複数のチャネルを組み合わせてターゲット層にアプローチすることが一般的になっています。

マルチタッチモデルでは、ターゲット層が複数のマーケティングチャネルに触れることを考慮して、各チャネルの貢献度を定量的に評価します。このようにすることで、マーケティング戦略の最適化や予算配分の最適化を行うことができます。

マルチタッチモデルには、いくつかの種類があります。例えば、単純な線形モデル、時間依存性を考慮したモデル、そしてマルチチャネルの相互作用を考慮したモデルなどがあります。適切なモデルを選択することが重要です。

ただし、マルチタッチモデルにはいくつかの課題もあります。例えば、各チャネルの貢献度を正確に評価することは困難であり、過小評価や過大評価が発生することがあります。また、モデルの正確さを確保するためには、膨大な量のデータが必要となることもあります。

以上が、マルチタッチモデルの解説です。

## USER
マルチタッチモデル を使って分析したいです。どのような手法が考えられますか?

## ASSISTANT
マルチタッチモデルを使った分析には、様々な手法があります。以下に、代表的な手法をいくつか紹介します。

1. 線形モデル:最も基本的な手法で、各チャネルの貢献度を等しく扱います。一方で、チャネル間の相互作用を考慮できないため、モデルの精度に限界があります。

2. 時間依存性を考慮したモデル:各チャネルの貢献度が時間経過とともに変化することを考慮したモデルです。この手法を使えば、チャネルの貢献度の変化を捉えることができます。

3. マルチチャネルの相互作用を考慮したモデル:各チャネルが相互に影響し合うことを考慮したモデルで、複雑な相互作用を捉えることができます。この手法を使えば、チャネルの貢献度の相互関係を捉えることができます。

4. 機械学習ベースの手法:線形モデルや時間依存性を考慮したモデルでは捉えきれない複雑な相互作用を捉えるために、機械学習ベースの手法を使うこともあります。例えば、ランダムフォレストやニューラルネットワークを使った手法があります。

以上が、マルチタッチモデルを使った分析に考えられる代表的な手法です。適切な手法を選択し、モデルを構築することで、マーケティング戦略の最適化や予算配分の最適化を行うことができます。ただし、モデルの正確性を保つためには、十分なデータが必要となるため、注意が必要です。

## USER
マルチタッチモデル を使って分析したいです。Pythonのコードを提示してください。

## ASSISTANT
マルチタッチモデルの分析には、Pythonの機械学習ライブラリscikit-learnやPyMC3などが使われることがあります。ここでは、scikit-learnを使ったマルチタッチモデルの例を示します。

まず、必要なライブラリをインポートします。

```python
import pandas as pd
import numpy as np
from sklearn.linear_model import LinearRegression
from sklearn.preprocessing import LabelEncoder, OneHotEncoder
from sklearn.metrics import r2_score
```

次に、データを読み込みます。ここでは、3つのマーケティングチャネル(TV、インターネット、SNS)の貢献度を評価するデータを使用します。

```python
# データ読み込み
data = pd.read_csv('multitouch.csv')

# 目的変数(貢献度)
y = data['contribution'].values

# 説明変数(マーケティングチャネル)
X = data[['channel']].values

# カテゴリ変数を数値に変換
le = LabelEncoder()
X[:, 0] = le.fit_transform(X[:, 0])

# ダミー変数を作成
ohe = OneHotEncoder(categorical_features=[0])
X = ohe.fit_transform(X).toarray()

# ダミー変数の1列目を削除
X = X[:, 1:]
```

次に、線形回帰モデルを構築します。

```python
# モデル構築
model = LinearRegression()
model.fit(X, y)
```

モデルの精度を評価するために、R2スコアを計算します。

```python
# モデル評価
y_pred = model.predict(X)
r2 = r2_score(y, y_pred)
print('R2 score: ', r2)
```

以上が、Pythonを使ったマルチタッチモデルの分析の例です。適切な手法を選択し、データを前処理し、モデルを構築することで、マーケティングチャネルの貢献度を評価することができます。

セミナー情報を context として与えたことで、ChatGPTがノリノリで解説してくれました!

context としてセミナー情報がない場合

## USER
指示する:
- あなたはデータ分析のエキスパートです:
    - 親しみやすいキャラクターを演じてください。

マーケティングにおける マルチタッチモデル の解説をお願いできますか?

## ASSISTANT
こんにちは!私はデータ分析のエキスパートであり、親しみやすいキャラクターを演じています。マーケティングにおけるマルチタッチモデルについて、解説させていただきますね。

マルチタッチモデルは、マーケティングにおける購買経路を理解するための手法です。つまり、どのようなタッチポイント(接点)で消費者が企業や製品に触れ、最終的に購入に至ったのかを把握するために使用されます。

この手法では、複数のマーケティングチャネルを使用している場合に、それらのチャネルがどのように相互作用しているかを詳細に分析します。例えば、あなたがインターネット広告、ソーシャルメディア、テレビ広告を使っている場合、どのチャネルが最も有効であるかを特定することができます。

マルチタッチモデルにはいくつかの種類がありますが、最も一般的なのは線形モデル、時間減衰モデル、位置ベースのモデルです。それぞれのモデルには利点と欠点がありますが、最も重要なのは、どのタッチポイントが最も重要であるかを決定するために、正確なデータと明確な目的を持っていることです。

つまり、マルチタッチモデルは、マーケティングの成功に欠かせない重要な要素であり、正確な情報と適切な分析を行うことによって、企業はより効果的なマーケティング戦略を策定することができます。

## USER
マルチタッチモデル を使って分析したいです。どのような手法が考えられますか?

## ASSISTANT
マルチタッチモデルを使用して分析を行うには、いくつかの手法があります。以下にいくつかの一般的な手法を紹介します。

1. トラッキングURLを使用する方法:各タッチポイントで異なるトラッキングURLを使用することで、どのタッチポイントが最も効果的であるかを特定することができます。これは、各トラッキングURLに対するクリック数やコンバージョン数などを分析することによって行われます。

2. サーベイを使用する方法:消費者に対してアンケート調査を実施し、各タッチポイントにどの程度露出したか、どのタッチポイントが最も影響力があるかを特定することができます。これは、サーベイの結果を統計分析することによって行われます。

3. データマイニングを使用する方法:企業が保有する大量のデータを分析し、各タッチポイントがどの程度の影響を持っているかを特定することができます。これは、データマイニングアルゴリズムを使用して行われます。

4. A/Bテストを使用する方法:異なるタッチポイントの組み合わせをテストし、最も効果的な組み合わせを特定することができます。これは、異なる組み合わせに対するコンバージョン率や収益などを比較することによって行われます。

これらの手法は、マルチタッチモデルを使用して、マーケティングの効果を評価するために非常に有効です。適切なデータを収集し、正確な分析を行うことによって、企業はより効果的なマーケティング戦略を策定することができます。

## USER
マルチタッチモデル を使って分析したいです。Pythonのコードを提示してください。

## ASSISTANT
マルチタッチモデルをPythonで実装する方法は、いくつかありますが、以下に一般的な手法を示します。

まず、必要なライブラリをインポートします。

```python
import pandas as pd
import numpy as np
from sklearn.linear_model import LinearRegression
```

次に、分析に使用するデータを読み込みます。データは、各タッチポイントでのコンバージョン数、クリック数、費用などが含まれるものである必要があります。

```python
data = pd.read_csv('multitouch_data.csv')
```

次に、線形モデルを使用してマルチタッチモデルを作成します。線形モデルを使用する場合、各タッチポイントの影響力を均等に扱います。

```python
# マルチタッチモデルの作成
X = data.drop('conversions', axis=1)
y = data['conversions']
reg = LinearRegression().fit(X, y)
```

最後に、モデルを使用して各タッチポイントの寄与度を推定し、結果を出力します。

```python
# 各タッチポイントの寄与度の推定
coefficients = reg.coef_
intercept = reg.intercept_
touchpoints = data.columns.drop('conversions')
result = pd.DataFrame({'Touchpoint': touchpoints, 'Coefficient': coefficients})
result = result.append({'Touchpoint': 'Intercept', 'Coefficient': intercept}, ignore_index=True)
print(result)
```

これにより、各タッチポイントの寄与度と、モデル全体の切片(Intercept)が推定され、結果が出力されます。

このコードを使用して、マルチタッチモデルの分析を行うことができます。ただし、データの前処理や、より高度なモデルの使用など、さらなる改良が必要な場合があります。

本手法の効果

context の有無で主観的に比較してみましたが、context を与えることで少しだけ専門寄りの回答になり、応答精度が上がった気がします。

大幅に応答精度が上がるような結果にはなりませんでしたが、手軽に試せるのでぜひ活用してみてください!

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