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罪の道

罪の道とは
道幅いっぱいに
鉄のまきびしが撒いてある道のことだ

生きている限り
罪を踏まなくてはならない

避けることもかなわない
傷もできるだろう
血も流れるだろう

だがそこを通る限りは
ひとつでも多くのまきびしを拾って、
それを持ち続け

他のひとを歩きやすくする道を作る
ことはできるはずだ