リップルの兄弟通貨 XLM(ルーメン)の特徴・将来性は?

今回は仮想通貨関連です。
XRPリップルの兄弟通貨と言われている、XLM(ルーメン)の価格が上昇していますね。
コインベースに上場を検討しているというニュースが大きいのでしょうか。

時価総額で第7位の仮想通貨ステラ (XLM)を運営するステラ・デベロップメント・ファンデーションは17日、ステラの技術とネットワークがシャリア適合認証を取得したと発表した。イスラム金融世界におけるステラのエコシステム拡大が期待される。
IBMは今月17日、ステーブルコインの発行にステラのネットワークを使用する計画を明らかにしている。
米仮想通貨取引所コインベースは14日、ステラを含む5通貨を新たに上場させる可能性を示唆している。

 情報元 by Cointelegraph Japan

XLM(ルーメン)を購入できる取引所はこちらCoinMarketCap
※投資は自己責任でお願いいたします

そんなXLM(ルーメン)の特徴・将来性を見ていきましょう。

1.特徴
XLM(ルーメン)はリップルの創業者であるジェド・マケーレプ氏よってリップルを基に開発されました。
XLM(ルーメン)はリップルの兄弟通貨と呼ばれているようです。

2.  リップルとの違い
・利用目的
XRP(リップル)は国や銀行、企業間同士の決済を目的としているのに対して、
XLM(ルーメン)は個人間の決済送金を目的としています。

・発行上限
XRP(リップル)は発行上限1000億。
XLM(ルーメン)はXLMは1000億発行された後、毎年1%ずつ発行量が増えていく。

・自社保有枚数
XRP(リップル) 25%
XLM(ルーメン)     5%

・送金スピードはリップル同様算3~5秒と速い


個人間での決済に利用されるためには、それだけ多くの通貨が必要となります。
また、価格に変動があっては使われにくいため、市場に通貨をたくさん流通させることで、価格を安定させる仕組みになっています。

・承認作業
どちらも運営側が信頼できるとされたバリデーター(UNL)によって行われており、マイニングを必要としません。

XLM(ルーメン)のSCPは80%に達しない場合でも承認されるので安全を保つことができます。
SCPとは XLM独自のアルゴリズムのことです。

中央集権的なのか?
リップルと同様にXLMはルーメン財団が運営しており、中央集権的ではありますが、非営利団体であるためオープンソースです。

・提携企業
フランスTempo Money Tansfer
IBM



【 2018年ロードマップ 】
・SDEX(Stellar Decentralized EXcange)の実装
Stellarの分散型取引所。管理者がいないため手数用が安くなります。
Stellerはプラットフォームとしての役割も持つため、Stellerベースのトークンこの取引所で売買できることは企業、投資家ともに魅力的です。

・ライトニングネットワーク導入
10月にベータ版、12月にメインネットへ実装

XRP(リップル)同様、XLM(ルーメン)も決済に利用されるので身近な仮想通貨となりそうです。
また、分散型取引所ができるというのも心強いです。
2017年はXLMの価格はかなり上昇しましたが、今年はいよいよ実装ということでとても楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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