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友達のお姉ちゃんの誕生日

今日はお客さんの紹介で男の人と会った。以前も書いたが、私は究極のインドアなので、休日に知らない人に会うために出かけるなんてめんどくせぇなぁと思いながら家を出た。自分がお見合いみたいなことをするなんて、なんだか現実じゃないみたいで、会っている間はずっとフワフワとしていた。相手はとても優しくて、背も高くて話しやすかった。良い人だった。無言の時間も気まずく感じることはなかったし、嫌な気持ちにもならなかったけれど、何をしたか、どんな話をしたか、相手の名前すら覚えていない。

私は彼と一緒に来た、おそらく彼の叔母さまが自分の叔母に似ているなぁと思ったことをきっかけに、親戚のことを思い出していた。お正月以来会っていない祖父母や、叔父と叔母のこと。

最近は会うたびに、仕事の質問、恋人の有無や結婚の予定を聞かれる。地元に帰って来てほしそうにされるし、ビールを飲むと驚かれ、コーヒーにミルクを入れないと驚かれ、お寿司でサーモンではなくブリを選ぶと不思議がられる。正直、面倒だなぁと思うけど、みんな大切な人たちだ。

集まると、男たちは客間で麻雀をし、女たちは居間で男たちの愚痴を言って笑いながら果物を食べる。
最近は、男たちが脳天気な中、祖母に認知症の疑いがある話が出たり、叔母が主婦と介護のストレスが溜まって少しピリピリしているようだ。
お盆に帰る時は、また祖母に編み物を習い、叔母にはなにか美味しいものでも買って行くとしよう。

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今日デートした男の人に来月の休みを聞かれた。ちょっと憂鬱な気持ちでカレンダーアプリを開いたら、来月は仕事が忙しそうだと言うことに気がつき、更に憂鬱な気持ちになる。明日からもまた、憂鬱な日々が始まる。

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