妻の暴走

2022年が始まり早くも雲行きが怪しくなってきたので、何か始めるチャンスじゃないか?と思い以前登録していたnoteを開いてみた。

年明け早々「久保選手VSシバター選手」の悶着の煽りを受けて火花が僕のTwitterにポツン。
「お前も八百長野郎か?」との罵詈雑言と共に

「山本アーセンが試合しなくなったのもお前のせいだ!」
「扇久保選手がフィニッシュできなかったのもお前のせいだ!」
「頭皮も八百長してんだろ!」

と思わず「なんかありがとう」と不思議と感謝してしまうリプもあった。

そんな中、松竹敏腕マネージャーY氏と年始の話し合い。
「今年はこうしていこう」「こういう形で何かできればな」みたいな話と共に

「でもさ、南川くんはやりたい仕事だけやりたい人だから、仕事を入れるっていう感覚がなかったわ」

斬新な意見が出た。
斬新すぎてちょっと笑ってしまった。
そういう時は溢れる感情を隠す言葉「なるほどね」が自然と出てしまっていた。

そして
「じゃあこういうライブしましょう」とか「じゃあこう言う活動しましょう」
さらには
「あの人そういう所ありますもんね」とか「え!?そんな事あったんですか?」

と最終的には割とポジティブな意見とゴシップが出て終了。
よかったよかった。と胸を撫で下ろして帰宅。

ご飯を作っていた妻と世間話をしていた時に僕の悪い癖が出た。

マネージャーとした話を「笑っちゃったよ」的なエピソードとして話した。

妻は全然笑っていなかった。目を真っ赤にさせていた。
無言で振り向きフライパンの中の野菜を炒め始めた。

「なんかわからんけどやってしまった」っていうのと「シンプルにめっちゃ滑った」が混在した空気だけが漂っていた。

数日後
妻は自信に満ちた顔でスマホを見せてきた。

「私が売ってあげるね」

ソファーで寝ぼけていた僕は理解するまでに少し時間がかかった。

「何の話?」と聞き返してスマホをよく見ると


おぞましいアカウントが爆誕していた。

妻による旦那応援アカウントである。
吐きそうだ。

「な、何してんの…?」
冷や水ぶっかけられたように目が覚めた。

いや、、いやまだそれだけならいい。
お仕事依頼をDMで受け付けている。
これは大問題だ。

闇の…いや直の仕事を妻が斡旋してる。
業界の概念が吹き飛びそうだ。

はっきり言う。
こんな事言いたくない。
妻は旦那の芸能界の立ち位置を甘く見積りすぎている。

あと地味にアカウント名「みなみかわともうします
もすごい恥ずかしい。

怖いから見張る為にもフォローしてみた。


危険すぎる。よくない画像をあげている。

2枚目にしてマイナスプロモーションを展開している。

そして5日目

息巻いてアカウント作ったのはいいものの、当然売る能力など無いからただただ写真をあげるという最弱インスタグラマーと化した……

激痛アカウントである。しかし僕には止める力など無い…。ちょっとずつフォロワーも増えてるのも腹立たしい。

とんでもない時代になってしまった。
まだ「芸人やめてくれ」って言ってもらった方がいい!

ここからどうなるのか…もし、万が一DM来た場合妻はどういう行動に出るのか…

暇なので監視したいと思う。

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