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【下書きに入れておいたまま公開を忘れていた投稿たちを供養するシリーズ#09】今日のICT授業日記483【ひとりにひとつ、iPad】

授業でiPadを使い始めて、早◯年(←覚えていません笑)。 本日、教員生活で初めて、一人に一台iPadを配って授業をしました。

本時の目標は「3月4月の自宅学習期間でも仲間とともに励まし合いながら勉強ができるように、一人にひとつ準備したスプレッドシートに、仲間と話し合って決めた勉強予定時間を入力してもらうこと」でした(もはや英語と一切関係ナシ(笑))

こちらで作成したスプレッドシートをQRコードにしてスクリーンに映し、生徒に配ったiPadにて読み込んでもらい、入力してもらう算段でした。

算段でし「た」と書いたのは、予想通りのトラブルがあったために、本日の目的を果たせなかった生徒たちがいたためです。

トラブルその1「ログインできない問題」
→宮城県のアカウントでスプレッドシートのデータを作ったので、当然生徒も学校が配布したアカウントでログインしないとデータに辿り着けないのです。QRコードを読み込んだはいいものの、「パスワードが分かりません」という生徒たちが続出(笑)。結局スプレッドシートに辿り着けず(パスワードが記憶されている)スマホで入力することに。

トラブルその2「iPadに気を取られ、本来の目的を忘れる問題」
→ログインできてデータを開けた喜びからか、3月4月の勉強時間について仲間と話し合うことを忘れる生徒たちが続出(笑)

職場ではAppleの回し者みたいに言われていますが(笑)、決してICTを使うことが一番大事なんて思っていません。「何を学んで欲しいか」という目的があって初めて生きるツールです。

とはいえ、やはり使う機会を増やしてあげないと、「アカウント管理できない問題」や「ICTに浮かれて本来の目的を見失う問題」は解消されないままです。

ICTを有効活用するためにも、「トラブルがあるから使わない」ではなく「使うことでトラブルに慣れる」っていうマインドセットが先生生徒ともに必要だなぁと感じた、今日の失敗譚でした(笑)

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