★カラオケ 9/21

1ヶ月以上も前のことなので、忘れてる部分もありますが、可能な限り書いていきたいと思います。

タイトル:「I 愛 (あい あい)」

インスタの方にあげたように、自分(I)がいて、出逢いがあって、そこから愛が生まれる。そんな意味を込めたタイトルになってます。

数ヶ月に一回、親しい友達とカラオケに行く時にあらかじめガッチガチに歌う曲を固めてから歌う時があります。アーティストのライブみたいにっていうとちょっとおこがましいけれど、日々自分が感じたり思ったりしていることを、歌の一曲一曲に吹き込んで、ライブのセットリストのように、1つの物語のようになるように曲順を決めていきます。今回歌った曲は下のようになります。

今回歌った曲

1.evergreen(Bank Band)
2.掌
3.everybody goes -秩序のない現代にドロップキック
4.グランドエスケープ(RADWIMPS)
5.ラララ
6.口笛
7.君が好き
8.PADDLE
9.innocent world
10.Everything-it’s you
11.車の中で隠れてキスをしよう
12.REM
13.and I love you
14.タガタメ
15.愛にできることはまだあるかい(RADWIMPS)
16.終わりなき旅
17.光の射す方へ
👣
👣
Interlude.Imagine(ジョン・レノン)
👣
Extra.くるみ-for the film- 裕福な食卓
Extra.Sign

アーティスト名が書いてないのは、Mr.Childrenの歌になってます。私が大好きなアーティストです。

今回のカラオケに臨むに至って心がけていたのは、「ジャンクフードみたいなサウンド」でした。ギターをかき鳴らして、自分の好き勝手に音を鳴らす。そんなイメージによって、今までよりも自分に正直に、素直でいられることを目指してきました。全曲をそういうイメージで歌ったわけではないのですが、何曲かはそういったものを入れてます。(3,10,12)

いつもこういったカラオケに臨む際には、いくつかテーマを自分の中で設けています。今回のテーマを大まかに説明すると、

1)戦争と平和について

2)人と違うこと

になると思います。

1)戦争と平和について 

今年の夏に、台湾に2週間ほど行ってきました。環境が違って、話す言葉が違って、価値観が違う。でも意外と日本の商品や日本と同じ価値観もあったりする。その一つ一つを新鮮に感じ取っていました。

その中でふと思ったこと。
今もどこかでは紛争が起きていて、世界全体が平和な状況ではないんだけれども、自分たちは比較的安全な日々を過ごしている。でも、そんな日々の中でもささいな争い事だとか、ちょっとした人と人との対立はあったりする。戦争はしてはいけないことだというのはみんなが分かっていることだと思うけど、それはどのようにして起こってしまうのか。大きな出来事になってしまう前の前の、1番の始まりはどこにあるのか。
理由としてはいくつも説明することができるのだろうし、「結局は人間の本能がある限りは仕方ない」という結論もあるのかもしれない。

それじゃあ、平和はどこから生まれてくるのだろうか?
考えていくと、やっぱりなんてことない日常があって、笑顔があって、やなこともあるけどそれでもなんとか楽しく日々を過ごしているっていうのが本質的に大事なんじゃないかな、と感覚的に思うのです。

「掌」や「and I love you」や「タガタメ」は、戦うということ、平和に近づくためにどうすればいいのかということを歌っている(と思っている)。

「掌」では

ひとつにならなくていいよ
価値観も 理念も 宗教もさ

と語りかけ、
「and I love you」では

I love you

と繰り返してまるでいろんな人に思いを伝えるかのように歌い、
「タガタメ」では

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは
相変わらず 性懲りもなく
愛すこと以外にない

と強く訴えかけている。
僕はこれらの歌を作った張本人ではないから、どのような意味を込められて作られたのかは正確には分からないけど、歌を通して感じ取ったこと、自分の思うことに誠実でいたいなと思っている。
今回強く感じたのは、相手がどう思うかは分からないし人を変えることには限界があるけど、「I love you」と自分が言うことはできる。相手に誠意を見せることはできる。自分1人が戦争をなくせたり世界を変えたりはできないかもしれないけど、「I love you」と言ってみることで、ちょびっとだけ世界は変わっていくと思うし、そんな「ちょびっと」がたくさん集まればそれは大きな力になるんじゃないかな、と思ってます。

今回一曲目をevergreenにしたのは、平和を達成するために、戦争の歴史とか今起こってる争いに耳を傾けることもすごく大切なんだけど、それ以上に自分の心の中に平和があるっていう状態が同じくらい大事だなぁと思っていて。
bank bandがカバーしているバージョンの、イントロを聞くと、穏やかで平和な風景をイメージすることができるのです。

少し話は変わるが、今年大人気となった「天気の子」を自分も観て、とても心を動かされたのを覚えている。
家出少年。彼が経験していくいくつもの非日常的でスケールのでかい数々。多くの問題を抱える社会。そして彼らが決める「教科書的な正解」とは異なる結末。
そういったことを、今回のカラオケでも少し再現してみようと心がけてみた。問題の答えはすぐには出てこないことだってあるし、その時点では「ここまでしか進めない」という一時的な限界地点があったりもする。そういったことに誠実に向き合いたいな、という思いを込めてみました。

2)人と違うこと

最近よく考えていたのが、歌でよく耳にする「ひとつになろうよ」っていうセリフについて。
1人じゃできないことも、みんなで力を合わせればきっとできる。そんなメッセージがこめられているのだが、これは「みんなと同じにならなければいけない」のとは少し違うのではないかと。
「世界に一つだけの話」では

そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

と歌われている。

掌では

ひとつにならなくていいよ

と歌われている。

一方でImagineだと、

I hope someday you'll join us
And the world will be as one

という歌詞がある。

最近になって、「ひとつになろうよ」と「ひとつにならなくていいよ」は共存できるものなのだと思うことができるようになってきた。
個人個人がお互いの個性を出しつつ、尊重しあって、そんな社会が結果としてまとまりのいいものになっていくんじゃないかなぁと思ってます。

本当は他にもテーマはいくつもあるのですが、
(愛について、など)
これ以上長くなってしまうのもあれなので、今回はこれくらいにしようと思います。
それでは、また。

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