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#おじいちゃんへ
風船を見送ったり束ねたりする話
『とんでいったふうせんは』
その絵本にもう一度目を通しておきたいと思い、本棚から見覚えのある背表紙を探したのは、今から5日前。
初めてその絵本を読んだのは去年。
主人公の「ぼく」目線で描かれた物語を読み進み、すぐにハッとなった。
この絵本の中でえがかれている風船は、1人1人の思い出。
「ぼく」のおじいちゃんは、家族の誰よりも多く風船を持っていて、その風船は色とりどりに揃えられ、持ち主に繋がっ
『とんでいったふうせんは』
その絵本にもう一度目を通しておきたいと思い、本棚から見覚えのある背表紙を探したのは、今から5日前。
初めてその絵本を読んだのは去年。
主人公の「ぼく」目線で描かれた物語を読み進み、すぐにハッとなった。
この絵本の中でえがかれている風船は、1人1人の思い出。
「ぼく」のおじいちゃんは、家族の誰よりも多く風船を持っていて、その風船は色とりどりに揃えられ、持ち主に繋がっ