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【日本語】トピック4|文法まとめ

🌸トピック4-1

❶-1 ~たい/~てみたい(みん日L13/L40)

意志Ⅴ(ます形) + たい want
意志Ⅴ(て形)  + てみたい try to

・どちらも主語は「私」。
・「~てみたい」は、「一度も★★をしたことがない。だから、したい!」と思った時に使う。

★注意★
トピックP8 ❶-1の4
✕ 私は子供弁護士になりたいです。
〇 私は子供弁護士になってほしいです。
〇 私は子供弁護士になってもらいたいです。    
➡ 私が、他の人に、ある職業(しょくぎょう:occupation)を希望(きぼう)するとき、「~になってほしい/~になってもらいたい」という文型を使う。

❶-2 ~たがっている/~欲しがっている

意志Ⅴた + がっている
欲し
   + がっている
= ~さんは、「★★たい/ほしい」と言っている

・どちらも主語は「私」ではなく「他の人」
・「私」ではない他の人が「欲しい!」「Vたい」(希望・要望)を言うときに使う。
・目的語の助詞は「が」ではなく「を」を使う!

例文
・<私>は iPhone16ProMAX <が>欲しいです
 <彼>は iPhone16ProMAX <を>欲しがっています
<私> は猫<が>飼(か)いたい
 <彼女>は猫<を>飼いたがっている

❷-1 ~(よ)うと思っている(みん日L31)

V(意向形) + と思っている
Used to talk about the speaker’s determinations or plans.

話している人の意思(いし:~しようとする考え/思い)や計画(けいかく)を、誰かに伝える時に使う。
「これから/将来、何かをする!」という、話す人の意思を言う
「あることを決めてから(ずっと)思っている/考えている」と伝える

例文
・大学を卒業したら、日本の会社で働こうと思っています
・将来、ずっと日本で暮らそうと思っています
・12月のJLPTでN2を受けようと思っています。
 ※7月のJLPTはもう決まっていますから、「受けます/受ける予定です」
・このゲーム、買おうと思っているんだけど、どう思う?

★注意★
「〜ようと思う」は、話しているときに思った/考えたこと。

❷-2・3 ことにする/ことになる

Ⅴ(辞書形) + ことにする/ことになる
Ⅴ(ない形) + ことにする/ことになる

2.ことにする(〜する/しないと決めた)

decide to do
Used to say that you have decided to do or not to do something of your own volition.

・自分の意志(いし:~しようと思う気持ちが強い)で「する/しない」と決めたことを言うときに使われる。

例文
<会社で>
田中さん:もうすぐ夏ですね。
山田さん:そうですね。わたし、ダイエットのために、お菓子を食べないことにしました。そして、来週からジムへ行くことにしました
田中さん:偉(えらい)いですね!わたしも、痩(や)せないと!
・健康(けんこう)のために、たばことお酒をやめることにしました
・夏休みに、国へ帰ることにした
・再来週(さらいしゅう)期末テストがあるので、今日から毎日6時間勉強することにしました

★注意・参考★
・自分の意志に関係なく決まったこと(=誰かが決めたこと)を言いたい場合は「〜ことになる」を使う。

3.ことになる(〜する/しないことに決まった)

something has been decided

・自分の意志(いし)ではなく、予定や計画が決まったときに使う。
 ※二人で決めたことも「ことになる」を使う。

例文
・来月から大阪へ転勤(てんきん)することになりました
・怪我(けが)をして、入院することになりました
・来年から授業中、辞書の代(か)わりにスマホを使ってもいいことになった。※私たちの学校はまだです!
・僕たち、来年の春に結婚することになりました

🌸トピック4-2

❶-3 <参考>~ばよかった/~なければよかった(後悔)

~したほうがよかったのに~しなかった
~するべきだった
should have done
”~bayokatta" expresses the speaker's regret for not taking that action.

Ⅴ(条件形)    + ばよかった
Ⅴ(条件形の否定) + ばよかった = なければよかった
Ⅴ(た形)     + たらよかった ※「たら」もよく使う

・「〜したほうがよかったのにしなかった」「〜しなかったほうがよかったのにしてしまった」と、自分がしたこと/しなかったことを後悔(こうかい|regret)している気持ちを言いたいときに使う。
・実際にアクションはしていない

例文
・子どもの時にもっと勉強しておけばよかったと思う。
・もう少し早く家を出ればよかった。面接に遅れて、不合格になってしまった。
・期末試験、ぜんぜんできなかった・・・。もっと勉強しておけばよかったあ ( ;∀;)。
・片思い(かたおもい)だった彼女に恋人ができた。もっと早く告白(こくはく)しておけばよかった😢
・彼、浮気(うわき)ばかりしている・・・。彼と付き合わなければよかった

❷ 自動詞・他動詞

① 動作(どうさ action)をする人がいる=他動詞、いない=自動詞
ドア閉めました。 ・・・ 誰が? ➡「人」 = 人のアクション
ドア閉まっています。 ・・・ 誰が? ➡ いない = 物の状態を表す
1)自動詞の主語無生物(意志を持たないもの)
2)動作主(どうさしゅ)が問題にされない場合=自動詞
  例)地震でビルが倒れた。(自然現象)
  例)ボタンを押すと、おつりが出ます。(自動)
  ➡ 「倒れた」「おつりが出る」ことを言いたい。

② 動作の対象(※)が必要他動詞動作の対象が必要ない自動詞
※どうさのたいしょう:the target/object of the action

【自動詞】わたしは起きました。➡「わたし」自身の動作を表す
【他動詞】わたしは弟を起こしました。➡ 「弟を」という対象を表す語が必要

-1「~を」が必要=他動詞、「~を」が必要ない=自動詞
【自動詞】渋谷へ行きます。
【他動詞】パンを食べます。
★注意★
-2 自動詞でも「~を」が付く自動詞=移動動詞
・部屋を出る。(出発点:しゅっぱつてん starting point)
・橋を渡る。(通過点:つうかてん passing point)
★その他の移動動詞
【出発点】大学を卒業する、バスを降りる、学校を出発する、東京を離れる
【通過点】右側を歩く、道を走る、改札口を通る、空を飛ぶ、公園を散歩する

❸ ~ようになっている(機能・制度)

〜ように作られている
”~youninatteiru" is used to say "it has a mechanism (/structure) that automatically (/naturally) does ~," about a machine, system, or body structure.

無意志Ⅴ(辞書形・ない形) + ようになっている
※ほとんどの場合、可能動詞

*「ある目的のために、~ように作られている」という意味。
*「機械(きかい)」や「施設(しせつ|facility)・場所」などについて説明するときによく使われる。

・機能(きのう|function)や制度(せいど|system)、構造(こうぞう|structure)などについて言う/説明するときによく使われる。
・お店で、店員さんが商品の説明をするときや、家電(かでん)などの説明書に書かれていることが多い。
・主語は「わたし」ではなく、「物」や「店・場所」などになる。

例文
① 最近日本のお店では、現金以外に、PayPayやSUICAなどで払えるようになっていて、とても便利です。
② 最近のスマホは、暗証番号(あんしょうばんごう)でロックを解除(かいじょ)しないで、顔認証(かおにんしょう)や指紋認証(しもんにんしょう)でロックを解除するようになっている
③ 最近のトイレは、人が入ると、自動的に便座のふたが開くようになっている
④ 赤門会の学生ポータルサイトは、IDとPW(パスワード)を入力(にゅうりょく)しないと、ログイン(login)できないようになっている


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