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地味な「奇跡」の起こし方

先日、あるニュース番組でイチロー選手がインタビューを受けていました。

今、彼は空いた時間で高校生に野球を教えているようです。
甲子園を目指すレベルの野球部を数日間教える、というようなことでした。
番組ではそれに同行取材していました。

高校生にしてみればレジェンドがそばにいて一緒に練習したり、
質問したりできるのでキラッキラしています。
イチローさん自身もとても楽しそうでした。

その密着取材中に、
イチローさんがグラウンドでインタビューを受けていたとき、
印象的な話をしていました。
それは高校生に教えている内容についてでした。

曰く、

『僕の』野球を教えているわけではないんですよね。」

「あんなこと(ここで教えていること)は、言ってしまえば、基本。
 ただの基本なんですよね。」

「ただの基本を僕は伝えているだけで。」

「ぼんやりなんとなくやってることを、
 いやちょっと待って、
 歩き方からやろうか、って、やってます。」

「歩き方なんて考えないでしょ? 通常。

 教えてるのは、ただの基本なんですよ。どれも。
 誰も言ってくれなかった基本、っていう感じじゃないですか。。」、と。

イチローさん、
実はこの考えで2020年の冬に智辯和歌山高校の野球部を指導しています。
そして、翌2021年、つまり昨年の夏の甲子園、彼らは優勝を果たしています。

野球名門校なので、元の力はあったにせよ、それでも、
なんとなくあたりまえ疑い基本を見直して、
ひと皮もふた皮も向けて、自分たちを超えていったんだろう、
そう感じました。

これは私たちにも当てはまることかもしれません。

本領発揮したければ、
なんとなく、やあたりまえを疑い、
基本を見直すこと。

その一見地味な積み重ねが、
連結し、連動し、ムダのない洗練された動きになり、
非凡なパフォーマンスにつながり、

「本来の力」を引き出すことにつながるのかもしれません。
それは、きっと他人からは奇跡に見えるのでしょう。

あなたも奇跡を起こしませんか?

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