パーキンソン病と診断されたばかりの方へ
みなさんこんにちは。パーキンソン病専門の自費リハ施設
「PDitスタジオ銀座本店」小川です。
久しぶりにnoteで書き始めました。
パーキンソン病の早期リハビリテーションの重要性を今回はお伝えします。
私たちPDitスタジオ銀座では、診断早期のパーキンソン病の方へ適切な運動を継続してもらうためのサービスを行なっています。
1週間前に診断された方や、来月確定診断があります!という方までとても多くの方にご利用いただいています。
パーキンソン病の診断を受けたことで、不安や戸惑いを感じていらっしゃるかもしれません。早期からのリハビリテーションは、みなさんの未来の生活の質を大きく左右する可能性があります。
ではなぜ、早期からのリハビリが必要かをお伝えします。
早期リハビリの重要性
科学的研究によると、パーキンソン病の早期段階からリハビリテーションを開始することで、症状の進行を遅らせ、機能を長く維持できる可能性があります。2018年のLancet Neurologyに掲載された研究では、早期からの運動療法が運動機能や日常生活動作の改善に効果があることが示されています。気づきにくい症状への対応
パーキンソン病の特徴として、自身の動きの変化に気づきにくいことがあります。これは、脳内のドパミン減少が徐々に進行するため、身体の変化に適応してしまうからです。専門家による評価とリハビリテーションは、こういった気づきにくい変化を早期に発見し、対応することができます。廃用症候群の予防
動きが小さくなったり、左右差が生じたままでいると、使わない筋肉が衰えていく「廃用症候群」のリスクが高まります。2020年のMovement Disorders誌の研究では、早期からの積極的な運動介入が筋力維持と転倒リスクの軽減に効果があることが報告されています。個別化されたアプローチ
パーキンソン病の症状は個人差が大きいため、個々の症状や生活スタイルに合わせたプログラムが重要です。私たちのサービスでは、最新の研究成果に基づいた個別化されたリハビリテーションを提供しています。生活の質の向上
早期リハビリテーションは単に身体機能の維持だけでなく、精神的な健康にも良い影響を与えます。2019年のParkinson’s Disease誌の研究では、定期的な運動療法が抑うつ症状の軽減やQOL(生活の質)の向上につながることが示されています。最後に
パーキンソン病の診断は終わりではなく、スタートです。早期からの適切なリハビリテーションは、みなさんの未来の自分への大切な投資です。症状が軽いうちだからこそ、積極的に取り組むことで、長期的な機能維持と生活の質の向上が期待できます。
私たちは、みなさんの進行を抑制するサポートし、より良い未来を一緒に築いていきたいと考えています。ぜひ、早期リハビリテーションの可能性について、私たちにご相談ください。私たちについて
PDitスタジオ銀座本店は2023年5月に銀座に移転してきました。2013年からスタートした活動も10年以上が経ちます!様々な経験から皆さんのサポートをさせていただきます!詳しくはホームページをご覧ください♪
https://pdit.jp/
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