負けたんじゃない。つぎ勝つための学びだった。
2022.6.25愛知県小学生陸上交流大会終了後、
帰宅し10才の娘が私に伝えた言葉。
娘には、良きライバルがいた。
どうしてもタイムを超えることはできないけど、
2番手であった娘にとって、
かけがえのない友人。
大会近くに足をケガしたと連絡をもらった時も、
娘は友人を心配し、
県大会までに足を治して、
彼女が全国大会に行けるようにと祈っていた。
お互いに支え合う良きライバル。
大会当日、娘の友人は1位をとり、
全国大会の切符を手にした。
しかし、娘は、1秒もタイムを落とし、
東海大会の切符すら
手にすることができなかった。
非常に努力してきた娘にとって
誰もが予期していなかった残酷な結果だった。
夫からの電話で2時間泣き崩れたことをしった。
辛かった。
陸上諦めるのか。
どうしたらいいのか母親として
どう接すればよいか悩んだ。
夜、娘が帰ってきた。
夕食を食べながら、娘から出た言葉。
「理由はわからない。でも、頑張ったよ。
今回の結果は、負けたんじゃなくて、
来年への学びだったの。」
すごいなって思った。
私なんかよりずっと強い。
そしてこの日から娘は寝る前に柔軟を始めた。
来年、今回の学びが活かされることを、
母親として祈ることしかできないが、
私は娘を誰よりも愛おしく、
そして誇りに感じた。
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