見出し画像

4月の音楽レク【香り】


4月18日はお香の日
香という字を分解すると「一十八日」となります。
4月は日本にお香が初めて渡ってきたと言われています。
詳しくはこちら

今回のプログラムは「香り」がテーマです。


香り、身の回りにどんなものがあるでしょうか?

日光東照宮のにおい袋のお守り
手作りアロマの香りのサシャ

上の写真は日光東照宮のにおい袋のお守り、手作りアロマの香りのサシャです。
この香りを皆さんに嗅いでもらいまいした。
匂いがわかると、みんなにっこり。
やはり日本的な左のにおい袋の方が人気が高かったです。

何人かは香りがわからない人もいました。
年齢とともに、嗅覚も衰えるようですね。

『朧月夜』

高野辰之作詞 岡野貞一作曲 大正3年

歌詞を読みながら情景を想像しましょう。
上の写真のような風景がうかぶといいですね。

1番の最後、「におい淡し」とありますが、「何の匂いでしょう?」と問いかけてみましょう。

2番には「蛙や鐘の音」が出てきますね。
この歌は視覚、嗅覚、聴覚を使って歌うことができます。

『くちなしの花』

水木かおる作詞 遠藤実作曲渡哲也歌 昭和48年 

「くちなしの花の 花の香りが 旅路の果てまで ついてくる」とあります。
好きだった人を花に例えるなんてロマンチックですね。
「そんなこと言われてみたい~」とひょうきんに言うと、皆さんも共感してニコニコになりますよ。

『北上夜曲』

菊池規作詞 安藤睦夫作曲
多摩幸子・和田弘とマヒナスターズ 昭和36年

「匂いやさしい 白百合の」と歌います。
美人のことを「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と言ったりしますね。

こちらは初恋の歌。
初恋の人のことを聞くと、意外な人が発言したりして楽しいですよ。

『一杯のコーヒーから』

藤浦洸作詞 服部良一作曲 霧島昇&ミスコロムビア 昭和14年 

次は薫り高いコーヒーの歌です。
コーヒーはお好きですか?と聞くと、ニコニコしながら「うんうん」と頷く方がいますよ。
この頃は角砂糖をあまり見ませんね。

『ああ上野駅』

関口義明作詞 荒井栄一作曲 井沢八郎歌 昭和39年

「どこかに故郷の香りを乗せて」と言う歌詞から始まります。
故郷の香りってどんな香りでしょうか?と問いかけてみましょう。

故郷のことを聞くと、ほとんどの人がよく答えることができます。
「香り」と言うと答えにくいので、「名物、名産品」と聞くといいかもしれません。

人数にもよりますが、時間をかけて全員に聞きたいところです。

『野なかの薔薇』

近藤朔風訳詞 ウェルナー作曲 明治42年

野ばらとも言いますね。シューベルトの方が馴染みがありますが、今回はウェルナー。
一度歌った後、ハ長調でベルの旋律奏をします。1オクターブ8個の音を使います。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。

できそうなグループでしたら、和音奏もやってみましょう。
和音が多いので、難しいかもしれませんが、できると嬉しいものです。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。


参考

香りの曲、ほかにも
「さくら貝の歌」「おかあさん(おかあさん なあに)」「たき火」「夏は来ぬ」「舟歌」「夜来香」「仲よし小道」「シクラメンのかほり」「湖畔の宿」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?