Tableauと私

自己紹介

社内の分析チームに所属し、データ分析環境の構築・運用を行っています。
社内では分析ツールとしてTableauを使用しており、私のメイン業務は環境の構築や稼働管理ですが、状況によって、データの抽出や可視化(グラフ化)などを行っています。

Tableauとの出会い

私が初めてTableauを触ったのは2022年2月。
当時、所属していたシステム部門でTableau導入することになり、導入計画~導入(環境設定は外部パートナー企業に依頼)~運用を担当しました。 
環境設定は「とりあえず動けばいいから」と外部パートナー企業に無理をお願いして1ヶ月ほどで立ち上げてもらいました。
操作方法についてはTableau社の3時間ほどの無料ハンズオンセミナーをうけた程度。当然のことながら無料のセミナーなので、あらかじめ用意されたデータソースを使って可視化するという基本操作だけでした。(有料セミナーを受講すればしっかり教えてくれるはず)

運用までの取り組み

当時の上司より「環境設定できたらすぐに可視化できるでしょ」と。いや、無理でしょ。ハンズオンセミナーはあらかじめ用意されたデータソースを可視化するレベル。運用に乗せるまでにはいろいろ準備することがある。そもそも、それまで全くTableauを使ったことがなく、周りにTableauの知識をもっている者がいない状況。表面的なところはわかっても「データソースそのものをどうやって作るのか」というところに加えて、管理者としてユーザー登録の方法や自動実行するための方法を学習していないので、管理者画面を隅から隅までみて知識を習得していきました。Tableau学習のための書籍は多く出回ってはいますが、管理者としての初心者向けの書籍おらず、苦労しました。(苦労した分、知識は深くなりました)
そんなこんなで他の業務をこなしながら、約2週間で、なんとか他人に見せられるものができました。
他人に見せられるとは、グラフとして見せられるだけではなく、定期的な自動更新処理ができるもの。

Tableauは必要か?

導入検討・環境構築・運用を通して「Tableauは必要か?」ということを何度も自問自答しました。今も続いていて、明確な答えは出ていません。
なぜならば、私自身のデータ分析環境・知識がそこそこあるためです。
・PowerQueryが使える(そこそこのパワーユーザー)
・社内ではPowerBIを追加費用無しで利用できる
「Excelでは大量データを集計できない」というのが一般的に言われていますが、PowerQueryを使えば数百万件のデータを処理することができます。基本機能としてExcelに入っているため追加費用は不要。
また、Tableauを利用するにはライセンス費用が必要。ライセンス費用が高いかどうかは使い方によっては「安い!」と思えなくもありません。
ただ私の勤務先のMicrosoftライセンスにはPowerBIプロ利用が含まれていて、ライセンス費用に悩む必要がありません
担当者として悩むところです。
というところで、現時点で他人から「Tableauは必要ですか?」と聞かれたら、状況を聞きながらアドバイスができる程度です。

と言ったところで、私の経験・考えをツラツラと思い浮かぶところで書いてみました。参考になれば幸いです。

では、また。


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