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しゅーくりーむ短編小説集

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中学生の僕、しゅーくりーむが書きました短編小説のマガジンです✍️ まだまだのところもありますが、暖かい目で見てくださると嬉しいです。 コメントなどで感想もぜひ教えてくれると助かりま…
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#フィクション

コーヒー。

「いらっしゃいませ」 チリリンとなる入店のベルの音と共に、店長らしき人が挨拶をする。 お腹がすいた。 そんな普通の理由で、周りを探索していたところ「喫茶 夢」 と書かれた看板を発見し、地下への階段を降りていった。 それがこの店だ。 先ほどから気になっていたが、この店は何かがおかしい。 そう。 何かが。 とやかく考えながらも、目的は腹を満たすこと。 冷静に考え、注文をする。 「コーヒーを一つ。あ、あとサンドイッチもください。」 「はい、承知しました。」

僕は今日も、君に花を添える。

秋。 秋風。 紅葉。 「お待たせ。お盆はごめん、仕事が忙しくて来れなかった。調子はどう?元気にやってる?」 僕は今日も、君に花を添える。 * * * 2050年9月9日。 柔らかな手。 白い肌。 閉じた瞳。 君は交通事故で寝たきりになった。 原因は車の運転手の飲酒運転。 今となっても運転手が憎い。 運転手が生きている今日も、話している今日も、寝ている今日も、 君はピタリとも動かず、目を覚まさないというのに。 見舞いに来始めてから、いったい何日が経