見出し画像

【コインランドリーの営業時間について考える】

コインランドリーは年中無休&24時間営業が一般的だと思います。もちろんこれには色々なメリットデメリットがあります。特に無人店舗なので従業員がいる店舗と比べれば深夜の人件費もかからなないので閉める閉めないにあんまり意味ないんじゃないの?と思われるかもしれません。ではコンビニや飲食店などの24時間とコインランドリーの24時間は何が違うのでしょうか?まず一般的な24時間営業のお店は深夜に何をしているのでしょうか?それは日中出来ない事を深夜にやっています。近年コンビニの24時間営業は加盟店側に大きな負担が掛かるという事で24時間営業や年末年始の営業ボイコット運動がマスコミにも注目されました。(これ全く聞かなくなりましたが反抗的なオーナーは淘汰されてしまったんでしょうか…)コンビニでは1日1便の日配チルド関係の納品や常温食品・お菓子・日用品・ペットボトル飲料などの処理やカウンター商品(揚げ物や中華まん等)のリセットをしています。深夜に揚げ物商品が無くケースも電気か消えていたりするのはこのためですね。飲食店も同じようにキッチンや店内の清掃や納品されたもの処理下ごしらえ等を行っています。それに比べると元々無人のコインランドリーはお客様の為に開店しています。いつでも開いているというのは利用者側には安心かもしれません。ここまで書くと「24時間営業はメリットはあるけどデメリットはないんじゃないか?」と思われる方も多いと思います。自分たちが作るコインランドリーは基本的に24時間営業はやっていないのです。その理由について書きたいと思います。まず第一に「お客様に快適で居心地の良い環境をご提供したいから」です。これ関係無いようで大ありなんです。夏涼しいですし冬はあったかい♪フリーWi-Fi飛んでてドリンクも飲める。更には無料でマッサージチェアも置いてあるので「宿泊」してしまう方が出てきます。これコインランドリーあるあるなんです…中にはお酒を飲み始めちゃう人や不衛生な身なりで入って来られる方もいらっしゃいます。これは他のお客様にご迷惑をお掛けする事になったり女性が安心してご利用出来なくなってしまいます。次は「防犯」です。金額はお店によって違うと思いますがコインランドリーの両替機や集中端末にはお金が入っています。ニュースにもコインランドリー強盗の話は良く聞きますがそれは氷山の一角なのです。そしてその被害時間はもちろん深夜が多いのです。実は個人的にコンビニオーナーを5店舗程やっていたのですが1度だけ強盗に入られた事があります。被害金額は0円でその犯人も捕まりましたがその時の経験も活きています。深夜スタッフから電話もらった時「とうとう来たか!」と思ってしまいました。もちろん今のコインランドリーでも防犯対策はしていますがお店が閉まっているというのが自身の安心感にも繋がっています。3つ目は電気代等の経費です。超都心で24時間j住民が活動している様なエリアはかなり少なくなりました。2時3時に活動されている方も多くはいらっしゃらないと思います。特に大物洗いに特化したお店を作るので需要自体がかなり少ないのです。閉店時間を設けて一度お客様のいない時間を作る事でお店の環境を守り安心安全なお店づくりに繋げています。営業時間は5:00~26:00なので閉店している時間はたったの3時間なんですけどね(笑)でもこの3時間が大切だと思っています。ちなみにその時間に扉の鍵の開け閉めはしていません。時間営業のコインランドリーの殆どがタイマーで制御されており「外に出る事は出来るけど入れない」というシステムだと思います。なので閉じ込められる心配はないですが深夜ご利用で電話やおタバコを吸いにちょっと外に出て入れなくなる事になりますのでご注意ください…そんな理由で24時間営業はおすすめしてません。でも実際窃盗のプロが盗もうと思えば盗まれると思いますし泊まろうと思えば泊まれちゃうとは思いますが今の所そんな強者はいないので功を奏しているのかなと♪

いいなと思ったら応援しよう!