彼らはどうして走るのか。

彼らはどうして走るのか。

心身の中の何かを放出させるがごとく、だただた走る。

その軌道は同じだったり、ちょっと横道にそれたり。
・行ったり来たりでエンドレス
・行ったっきりでその先で着地（大体が寝転がっている）

その子たち、とても楽しそうなんですよね。
一度、私も走ってみようかな。
そんなふうに思うくらい、
楽しそう。

だから、彼らの気が済むまで走らせておいてあげたい。

でも、今はその時間ではない場合、
こちらは困ってしまうのです。

でも、彼らはその今が走る時間なのか。

そんな彼らの貴重な時間を、
少しお借りすべく、
登場させるのは、

『絵カード』

着替え中にパンツ一丁で走っている子に見せるのは、お着替えをしているところのイラストが描かれたカード。

椅子から離れて走り回っている子には、同世代の子が椅子に座っているカード。

そこでその絵を見て、真似をして着替えを始めたり、椅子に座ってくれたなら、
その子たちは何をしていいか分からないことを走って表現していたんだな、ということが分かります。

それならば、その子達は困っていた、ということになり、その困りごとを解決することが出来ました。

発達に関する研修を受けたりなんかすれば、そういう方法があることを紹介して頂けますね。

それでもまだ悩みがつきないのは、
それでも絵の通りには動いてくれない子がいるから。

では、その子たちはなぜまだ走っているのでしょう。

保育者的には、一緒に活動に参加してくれると助かるのですが、、。
これも保育者側の勝手だと思っているんですがね。

このあるかないかの答えを求めて、
日々考えをめぐらせています。

ひとつアイデアがあるので、
近々実践します。