見出し画像

5年生存率が25%未満と知ったとき

もうすぐ、サヨナラする現住居のプールサイド(トップ画像)で、のんびりしながら書いてます。

実は、私、2018年10月に肺ガンが見つかり、同年12月には7時間に及ぶ開胸手術を受けています。

—————————-

健診は、離職してから受けていませんでした。
育児で疎かになっていた、自分の体のケア。
「そろそろ受けておこうかな?」
と、区の健診を4年ぶりに受けたところ…
精密検査が必要となり、心臓検査したり、気管支内視鏡(これがメチャ辛かった)を入れて生検したり…

あー、ヤバい。
もはや、問題あるのは確定じゃないか…

そして…2018年10月に確定診断。

泣き崩れることはなく、頭の中は、4歳になったばかりの息子のことだけでした。

これからどうしよう…

2018年10月から12月の手術までは、ガンとは?死ぬってどういうこと?安楽死とは?などなど、書籍を読みながら、突きつけられた現実に、どう対処していくか悶々と考えていました。
また、息子にはどう話せばいいのだろう? この子は母を覚えていてくれるのか?なども思い、ママ写真集を作ったりもしてました。

2018年12月
とりあえず、手術入院の10日間は、身近なママ友に告白&相談して、食事やお泊りのヘルプをお願いしたりして、どうにか乗り越えました。

12月26日に手術し、1月4日に退院。

手術→生検→Stage 3判定(転移なし)

2019年1月
手術後、身体が徐々に回復していく段階では、悩むことは少なくなり、
今を生きよう!と考えるようになりました。
私が、今できること、やりたいこと、楽しいことにフォーカスして生きて行く!

主治医は3回変えています。
最終的には、手術の執刀医である、外科医にお願いしています。
(循環器の先生は2人変更しましたが、遠回し過ぎて何を言ってるのか良く分からない…外科医の先生は、単刀直入で私にとっては分かりやすいです。)

そして、色々と悩んだ末、私は抗がん剤治療は受けないことにしました。

禁酒、玄米食、有機野菜、発酵食品、ホメオパシーなど、あらゆる事を試し、根本的な生活習慣や思考を変え、基礎体温をあげるべく、2019年2月上旬には息子を連れて2週間ほど沖縄に滞在。

また、同年3月には、学校探しで息子とマレーシアに1ヶ月ほど滞在しています。

いま振り返っても、どうやって動いていたのか、全く思いだせません。。

2019年1月に退院した時は、平坦なベッドに寝る事も出来ず、寝返りも打てない。咳やクシャミが怖いし、クッションを活用しながら寝るのがやっとの状況だったんです。

この頃の事を、パパは、「退院して、気づいた時にはペナンにいた。」と言っています。(笑)

ただただ、変わらなきゃいけない!
今のままの生活をしていてはダメだ。
変えなきゃ!変わらなきゃ!!

と、ひたすら考えていたように思います。


さて、そうやって、たどり着いたペナン。
年中暖かい気候で、住んでる人達も温かい。
身体も心も、ほんとにラクなんです。
心身ともに癒された4年間でした。


今年、息子は9歳になります。


この地に導かれたことに感謝❣️

4年間もペナンで過ごさせてくれたパパに感謝❣️

母に寄り添い、毎日笑わせてくれる息子に感謝❣️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?