運動会の選曲は担当者の趣味が反映されがちな話
秋の運動会シーズンですね。
勤務先の幼稚園でも来週末の本番に向けて絶賛運動会の練習中。
今週半ばに総練習を行い、いつ本番を迎えてもいいぐらいに子どもたちのやる気が高まっています。
さて、その運動会に花を添えるのが、ダンス、鼓笛、パラバルーンではないでしょうか。
華やかで見ごたえがあるので、プログラムの中に組み込んでいる園が多いと思います。
勤務先の幼稚園では、学年ごとにダンスの披露をすることになっています。
運動会の選曲は誰がする?
運動会の選曲は、担当者が行います。
その年の子どもたちが好きそうな曲、子どもたちのイメージに合った曲を選びます。
今回は、給食の時間にBGMとして流していた曲の中で、特に子どもたちが気に入っていた曲を選んで振り付けをしました。
(この職業、振付師になってみたり演出家になってみたり本当に多岐にわたる…そこが面白いのだけど:笑)
気になる曲目は『おかあさんといっしょ』から
♪ うちゅうにムチュー ♪
(作詞、作曲 北川悠仁)
に決めました。
タイトルと衣装、セットから想像できますかね?
宇宙をテーマにした曲です。
曲のテーマから広がる世界
『おかあさんといっしょ』の番組の中ではカラフルポップな衣装とセットになっているのですが、
運動会では頭に触角のような星形の飾りを付けて、手にはキラキラのポンポンをもって踊ることにしました。
ところで、宇宙って何ぞや?
という子どもたちのために、こんな図鑑を購入しました。
保育室の本棚に表紙が見えるように置いておくと、何だろう?って手に取り、友達と一緒にページをめくって見るんですよね。
宇宙への興味や関心が少しずつ広がっていきます。
運動会では、ダンスの他に親子競技(障害物競争)があるのですが、
親子で宇宙旅行に行くイメージで、ロケットタワーを作ったりモンスターをやっつけたりグルグル回ったりという内容を取り入れました。
今週は、黒の画用紙に蛍光カラーの絵の具でオクラスタンプをしたり、地球の模様をイメージしてマーブリングをしたりという製作をしてみました。
曲から広がるイメージで遊びや活動を発展させていくのが楽しい。
あの先生は〇〇ファン?予想するのも面白い
ここまで自然な流れで選曲したふうに書いていますが。
実は、思い切り私情をはさんでいます(笑)。
もちろん、子どもたちが気に入った曲というのがベースにあるのですが、
この曲の作詞、作曲者は、ゆずの北川悠仁さん。
私、ゆずのファンクラブに入って20年以上になります。
コンサートにも行きます。
「アリエル先生は、ゆずのファンですか?」
と聞いてくる保護者がいたら"ゆずスイーツ詰め合わせ"でも贈ることにしましょうかね。
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