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内臓時計

こんにちは

ウェルエイジングをサポートする整体院「ぼでぃめんてなんすSmile」のうえだです。五臓六腑という言葉をご存じでしょうか?

東洋医学では、人の身体の機能の系統を5つに分けて
“5臓”(肝・腎・脾・肺・腎)
消化器官を6つに分けて
“6腑”(胆・小腸・胃・胆・大腸・膀胱・三焦)と呼んでいます。
(三焦とこの後チラッと出てくる心包はちょっと特殊なので、また別の機会に説明させてくださいね)

これらの五臓六腑と“心包”あわせて12の内臓はそれぞれ特有の機能をもちながら、連絡し協調しあいながら体内に“氣” “血” “水”を巡らせています。
また、それぞれの内臓の活動する最適時間は2時間ずつ順番にずれています。

    1時~ 3時  肝  (血を貯める。氣・血を巡らせる)  
    3時~ 5時  肺  (氣の入れ替え。体液を巡らせる) 
    5時~ 7時  大腸 (飲食物の残骸の排出)
    7時~ 9時  胃  (飲食物の消化)
    9時~ 11時  脾  (栄養の摂り込み) 
    11時~ 1時  心  (判断・記憶・記憶・思考) 
    1時~ 15時  小腸 (栄養分と残骸の選別)
    15時~ 17時  膀胱 (余分な水分の排出)
    17時~ 19時  腎臓 (生命の素の貯蔵庫。水分代謝) 
    19時~ 21時  三焦 (水分を巡らせる)
21時~ 23時  心包 (エネルギーを巡らせる)
23時~ 1時  胆  (行動力を司る)
(主な働きの一部を右側に記しておきました。)

どうかしら?
じっと眺めていると・・・

朝目覚めたら、代謝によって排出された老廃物を捨て、
9時くらいまでに消化が済むように朝食をとり
食物の養分を体内に摂り入れ
日中は活動し
夕方からは、外に向けていたエネルギーを内に納め
夜は体内のお掃除と整理整頓そして生成。

という流れが見えてきませんか?

たとえば、イライラしたり怒りっぽくなったりするときは“肝”がバランスを崩しているかも。
お肌の状態が気になるなら、“肺”の養生は欠かせない。
どちらも養生すべき時間帯は深夜です。
やはり質の良い睡眠は大切よね!

現実の暮らしの中で
人間が自然の一員として無理なく生きることはなかなか難しいけれど
どのタイミングで何をすると身体が喜ぶかって知っていれば
自分自身を大切にるための工夫の余地は見つかるんじゃないかな

ジメジメ、ムシムシ、イロイロフアン・・・
でもね、雲の上にはいつも太陽   よ。

明日も笑顔でお過ごしください。

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