仮説:「ビジネス図解」は「高校物理」に似ている|予習
note全文公開でも話題の「ビジネス図解」。
3種類の主体と,それらを繋ぐ矢印,そして補足(吹き出し)の三つで
ビジネスモデルを図解しようというコミュニティ活動だ。
この「矢印」は,高校の物理,特に力学における
「力」を示す矢印に、よく似ているのではなかろうか。
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少なくとも僕の高校2年生当時,物理は「力学」から始まった。
o0(中学でも学ぶことになっているようだが,正直おぼえていない)
初めて学んだ物理では,ひたすら力の矢印を書いていたことを良く覚えている。
モノや人に働く「重力」,
床に置かれたモノを押す際の「摩擦力」や「垂直抗力」,
糸の「張力」やバネの「弾性力」,浮きの「浮力」なんてのもあった。
どれも,目には見えないが実は働いている力を,矢印として描いている。
ビジネス図解では,モノはもちろん,「金」や「情報」といった
目に見えない流れを描いている。
補足のコメントも含めれば,信用や評価といった不可視情報も描けそうだ。
見えないものを図として可視化して解らせる点で,どちらも正に図解だ。
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カリキュラムにおける位置づけもそっくりである。
力学は,物理の他分野にも通ずる基本だと言われる。
その割に内容に現実感がないためか,苦手な人も多い。
「ビジネスを学ぶ」というカリキュラムがあるとしたら,
ビジネスモデルの理解は基本中の基本だろう。
そしてかくいう僕は,この基本がとても苦手である・・・。
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物理の力学と似ているということは,ビジネス図解には
「運動の三法則」も適用できるのではないか?
❶慣性の法則:
外から力が作用しなければ,物体は静止または等速度運動を続ける
➡︎全くワークしていない,または安定期に入っているビジネスモデル?
❷運動方程式:F=ma
➡︎Fに比例してビジネスが加速度的に伸びる?
・・・比例してはなさそう。むしろ2乗で伸びそう。
❸作用反作用の法則:
2物体が互いに力を及ぼし合うとき、
それらの力は向きが反対で大きさが等しい
➡︎利用者がカネを「1」多く出せば,
事業者もサービスを同じく「1」だけ多く提供する?
・・・直感的にはそんな訳なさそうで,むしろ非対称になりそう。
さらにさらに,ミクロな世界を考えると量子力学に辿り着くわけで,いつの日かビジネス量子力学が編み出されてしまうかもしれない!
そもそも量子力学は全く別の物理法則であるからして(略
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このnoteはあくまで仮説なので,実践してみて検証したい。
今日から #Nサロン ビジネス図解キャンプに臨む。
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