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接触頻度と接触深度で街づくり

今日は接触頻度と接触深度で街づくりについてです。

【接触頻度と接触深度で街づくり】

作成 中小企業診断士 竹内幸次

・地域人口が増えれば

街づくりが成功する訳ではない。逆に地域人口が減少していても街づくりは成功する。

・人口という絶対数

よりも、次の2つに着目しよう。

・1つは人の接触頻度。

高齢者の自宅に食品を届ける場合、接触頻度は週に1回かもしれない。しかし駅前に専門店を集めた場合、月曜日は野菜を買いに行き、火曜日は玉子を買うのように、接触頻度が上がるような商業運営、地域運営ができるかもしれない。

・もう1つは人の接触深度。

単にレジ決済するのではなく、多様な会話が生じるかどうか。ゆっくりと交流する場所を設けたり、自らのことを相談したり、語ったり、発表する場を設ける。

・先日、埼玉県の寄居町

にできた「Yotteco/ヨッテコ」を視察した。人と人との接触頻度と接触深度のアップにつながるような施設だった。

▲埼玉県寄居町の寄居駅前に2023年4月にオープンしたYotteco/ヨッテコ

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2023年7月6日に講演「従業員のエンゲージメントを高めるパーパス経営」を新潟県商工会連合会で行います。


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