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クーポン、ポイント、割引を脱した経営

今日はクーポン、ポイント、割引を脱した経営についてです。

【クーポン、ポイント、割引を脱した経営】

作成 中小企業診断士 竹内幸次

・先日高校生のビジネスプラン

を助言した。経営用語やマーケティング用語も使われており、よくまとまっている。

・私は以前全国創業塾満足度1位

となった講座で講師を担当したが、やはり創業助言は起業する人の人生へのアドバイスでもあり、責任を感じる。

・気になることがあった。

それは「クーポン」や「無料で」、「安く」等の言葉が多かったこと。この30年間の日本経済の特徴であった価値(顧客が感じるメリット÷価格)づくりを、分子のメリットよりも、分母の価格を下げることで実現しようとする発想が染みついていると感じた。

・このままでは

この30年間の大人のビジネス着眼点が次の世代にも引き継がれてしまう。

・「今の大人の価値観をすべて肯定せず、

とくに価値づくりに関しては割引や安く売るという発想をせず、本当に顧客が感じるメリットを最大限に組み込もう」と助言した。

・日本経済を再浮上する主体者

は前時代のビジネス成功者ではない。世界を見て、何かをしてあげたい人をじっと見つめてビジネスモデルを作り、伸び伸びと創業しよう。

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年5月30日に講演「中小企業の実践Webマーケティング2023~メタバースとAI等も活かした付加価値創造で競争力を高めよう」を多摩信用金庫たましんBOBセミナーで行います。


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