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議員1年目が、もうすぐ終わります。

ここ1週間くらい、本当に、本当にたくさんの素敵な女性たちに出会ったり再会したりしている。


杉並で一緒に何かをやろうと企てたりしている、ここ数年の間に繋がった人たち。

FIFTYS PROJECTで活動する全国の仲間たち。

長年保育に携わってきたベテラン保育士たち。

子どもの育ちに関わる仕事をしている人。

レイシャルプロファイリングの公共裁判の傍聴に来た人。


どの人からも今、NHKの朝ドラでやっている『虎に翼』の話が出るのだけど、私はテレビを持っていないので、漏れ聞く情報だけで会話に参加している…。どうにかして見よう。

私たちの現在地というのは、誰がつくってきたものの上にあるのかを、みんな考えている。

そして、私たちがどこまでできるか、できるだけ良いものを次の世代に手渡したいと、考えている。

脈々と受け継がれてきた、バトン。


とある保育士の方に言われた。

「私たち保育士は、自分たちに今すぐ何か利益がないとしてもね、子どもたちが生きる未来が少しでも良くなっているようにと思って、日々を作っているんだよ。」

「だからね、私たちがしんどくても頑張れるように、『動けば変わるんだ』って信じられるように、今の頑張りが未来につながっていると信じられるようにしてほしい。」


私が議員になる前に思っていたことと同じことを思っている人がいるのを知って、自分の仕事の意味を改めて考えている。

何かを決める場にいることの重みは、一年前に選挙に出た時よりも、もっと現実的に感じている。

自分が全く知らなかった分野のことまで、決めなくちゃいけない。得意分野だって調べ尽くすのに物凄い時間がかかるけど、知識ゼロから賛否を決められるだけの調査をたったの数週間ですることもあるなんて、とんでもない仕事だと思う。

でも、それが自治体議員の仕事で、その判断が住民の生活に直結している。なんて恐ろしい仕事だろう。

がんばって正気を保ち続けたい。



正気を保ってこの仕事を続けた先にあるもの。
議員じゃなくても、私は目指す社会の実現に向けて常に何かをすると思うけど。

おばあちゃんになった時に目の前にしている景色を想像する。

傷つけ合わない、お互いに生かし合う人間がつくる世界を想像する。

1人じゃできないことを、みんなでやる。

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