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社会人が39日でスマブラのVIPになる

こんにちは、初めまして。
かぬと申します。
今回は、スマブラSPで社会人が、効率を意識してVIPになった過程を記事にしました。

スマブラは64からプレイしており、スマブラXで当時強かった人たちがプロとして活躍されているのをみて、時代の変化を感じております。
そんな私が、あれこれ試したことを共有することで、これからVIPを目指す人や初心者の方のお役に立てれば嬉しいです。

VIPとは

VIP到達時に表示されるダイアログ

VIPは、オンライン対戦で勝てば上がる戦闘力が、上位5%に達したときになれます。
過去に、スマブラXをプレイしていたのですが、自分がどの程度の実力があるかわかりませんでした。
スマブラSPでは公式から、このような実力を測るものさしが用意されたので、目指すことにしました。

VIPに入るために重要なの3つのこと

その1:オンライン対戦よりもトレモの時間を長くする。

たとえば1時間スマブラをできるとしたら、まず30分トレモでコンボやテクニックの練習をします。次に20分オンライン対戦を行い、最後の10分はトレモで出来なかったテクニックを練習します。

相手のキャラは体重が中位のウルフにし、それぞれのトレモ時間の後半はCPUレベル8に設定して、それまで練習したテクニックが使えるか試します。

また、オンライン対戦で2連敗したときは対戦をやめ、リプレイを見返すことが重要です。
撃墜や攻撃を受けたシーンがなぜ起きたのか、リプレイを巻き戻してきっかけを見つけるようにします。
そして、強くなるためには、その行動をなぜしたのか、なぜ反撃されたのか、どうすればよいのかを考えることです。

その2:上手い人からアドバイスをもらう。

自身より上手いプレイヤーや一緒に対戦する仲間からアドバイスをもらうことで、客観的に自信を分析することができます。
気づかなかった癖を治したり、出来ていないテクニックを取り入れることで、ひとつ次のフェーズに進めます。私はニート攻略ログのメンバーシップに加入し、リプレイ添削や対戦を通してのアドバイスなど非常に有益な情報を得てます。

その3:相手のキャラクターを見て考えて戦う。

初めのうちは違和感があるかもしれませんが、これのおかげで、VIPになれたと言えるほど重要です。
自分が攻撃を受けた時、相手がどんな行動をしていたのか。崖上がりで、相手は何をしているか。相手の癖などが分かるとそこに攻撃を当てることができるようになります。
そのほかにも、notionでメモを取ったり、クマメイトツールで戦績を記録し、苦手キャラを分析したりしましたが、最も影響があったのは上の3つです。

VIPに入るために準備したこと

ヨッシーだけ使ってVIPを目指す

39日という日数は、VIP到達を目指すためヨッシーを使い始めた日をスタートとします。
スマブラSPは発売当初に購入しましたが、ほとんどプレイせずソラ参戦後に再開し、そこで初めてNintendo Switch Onlineへ加入します。

ヨッシーがVIP到達したときの試合数

ヨッシーを使い始めてからは、VIP到達までヨッシーのみ使用したので、それ以外のキャラはVIPを目指す前に使っていたものです。
初VIPになるまでの試合数が、300試合の方も7000試合の方もいるようです。
ただ単純に試合数を増やすだけではなく、どうしたら勝てるようになるのかを考えることが重要です。

オンラインと相性の良いキャラクターを選ぶ

VIP到達までに対戦したキャラクターの対戦率と勝率

対戦率が2%より右のキャラクターに高い勝率を出すことで、効率よくVIPに到達できると考えます。
そこで、クマメイトツールやシラツキ理論で相性を確認し、Youtubeなどでオンラインで強いといわれているキャラや全キャラVIP達成した方の動画、VIP以降も戦えるかなどを考慮します。
それらを考えた結果選んだのがヨッシーです。
ほかに候補として挙がったキャラクターはクッパで、おすすめのキャラクターは、対戦率の高い相手に相性が良いサムスとリドリーです。また、同キャラ対決を避けたい方は、上の表の1%以下のキャラがおすすめです。

そこそこストレスのないプレイ環境をつくる

ボタン設定

十字キーはレバガチャ用で、L、ZR、Yはほとんど使いません。
Rでのショートジャンプがしやすいことと、気軽にスマブラを始められる環境を作るために無線のProコン使っています。

その他環境
ディスプレイ:DELL 2720QM 仕事でも使えるやつ
キャプチャーボード:QHkou 2500円くらいのやつ
キャプチャーソフト:OSB Studio 無料のやつ
30日目くらいから、対戦動画はすべてYoutubeに非公開であげて、iPhoneから気軽に見えるようにします。
そのほかには、手汗用のハンドタオル、イヤホン、メモ用にA5サイズのノートと水性ボールペンVコーンを用意しました。

日にちごとに意識したことや試したこと

0日目 YouTubeでキャラクター知識を深める

200万~(未VIPカオス(中))

ここから、ヨッシーで初VIPへの挑戦が始まります。
まず初めにYouTubeでキャラクター解説動画をみます。そこで、バースト技や弱点、コンボなどを学びます。正直、この段階ではコンボも1つくらいしか覚えられず、実践ではほとんど使っておりません。
必死に空下でダメージを稼ぎ、空後でバーストを繰り返していた状況です。また、スマブラにはいくつかのテクニックがあります。
こちらの動画などで、詳しく解説されているので見ていただくとよいかと思います。

VIP到達するために、すべてのテクニックが必要なわけではないです。
到達後も、使えないテクニックがあるので、少しずつ練習していくのがおすすめです。

100戦程度対戦を行うと、はじめは変化の少なかった戦闘力も300万に達することができます。

3日目 対戦を文章にして分析する

300万~(未VIPカオス(上))

ニート攻略ログのメンバーシップに加入します。
この頃、わたしはそこそこスマブラができる方だろうと思っていましたが、そんなことはありません。VIPやその先にたくさんの人がいることに気づきます。
ここで、初めてリプレイ添削をしていただきました。リプレイを見ていただく際に、困っていることや知りたいことを合わせて投稿するのですが、これがとても効果的です。自身の思考をアウトプットすることで、その先へと思考を進めることができます。

例えば、質問する際に「なぜかウルフに勝てない」→「空下が当たらない」→「引き行動で避けられている」と考えていき。
質問として、「空下をウルフの引き行動で避けられ反撃を食らっています。引き行動が見えたら攻撃を出さず距離を置いて着地すれば良いですか?」と聞くことができるようになります。
他人に質問をするのでできるだけシンプルに、その人が答えやすいように聞く努力をすることになります。
その行為自体が自身の成長につながります。

スマブラXをやっていた際は、このようなリプレイの添削やアドバイスをもらえるような環境は少なかったです。キャラ選択画面で名前の6文字くらいのところでやりとりをしていました。

ニート攻略ログのメンバーシップは、皆さん親切でとても居心地が良い場所です。ほかにもキャラ窓と呼ばれるものやほかのYouTubeメンバーシップなどありますので、自身にあったものを探してみるとよいかと思います。

11日目 トレモで操作制度を磨き、相手をみながら立ち回る

600万~(未VIP修行ゾーン(中))

VIP到達までの対戦数と「勝ち-負け」の推移

ここからが長い。この期間に、何度もキャラクターやモニター、自信の能力を疑います。上のグラフからわかるように、何度も急降下を繰り返してます。振り返ってみると、とても苦しい期間ですが、ここを抜ければVIPはもうすぐです。

550試合あたりから、トレモを始めます。空ダや序盤のコンボを使えるようになって、試合がスムーズに進むようになりました。

ヨッシーは、投げの発生が遅いので相手はガードが有効です。そこに意表をつく空ダNBで、ダメージを稼ぐことで、強みである空中攻撃が通りやすくなります。また、コンボが安定することで、少ないチャンスで確実に勝ちへと近づけるようになります。相手との接触は反撃のリスクを伴うので、減らすことでダメージや撃墜される確率を低く抑えることができます。

対戦中の視点を相手キャラクターに置く

700試合を超えたあたりで、なぜか攻撃が当たらない。よくわからず負ける。そのような試合が増えてきました。リプレイを見返すと引き行動で避けられ反撃を受けてました。試合中には気づかなかった相手の行動に対処するにはどうするか考えてたところ。ふと相手を見るということを思い出しました。
はじめの頃に試したのですが、いまいち効果を実感できず、ここまで行ってません。

相手キャラを見ることで、有利状況と言われている崖狩りで、これまではあまりリターンが得られてなかったのですが、崖上がりで相手がどういう動きをしているか、見れるようになって崖展開を維持できるようになります。

たとえば、その場上がりからガードをしていたら、掴みにいき、今度はジャンプ上がりをしたら空Nを置く、そうすると崖で様子見をするので、崖に当たる攻撃をするなど、相手の動きが分かると少ないチャンスを活かすことができます。

特に重要なのは、自分が攻撃されている理由がわかるようになることです。ヨッシーは空中移動速度の速さを活かして、引き行動に対して深い差し込みで攻撃を行うことができます。なので、無意識にこの行動が多くなっていて、知らない間により引かれて反撃をもらうことが多くあります。
しかし、相手を見ることでなぜ攻撃が通っていないかがわかり、反撃をうけることなく手前に着地することができるようになります。

ここから、相手を見るようになり戦闘力がぐんぐん伸びていきます。
結果的に、この勢いのままVIPへ到達することができました。

34日目 撃墜択や細かいミスを減らしてひたすらオンライン対戦

800万~(VIPの階段登る)

いよいよ大詰めを迎えました。
それと同時に仕事も忙しくなり、平日は1時間程度しか時間を取ることができません。
そんななかでも、30分トレモで課題やテクニックを習得し、20分オンライン対戦(たまにコミュニティで対戦してアドバイスをいただく)、10分トレモでその日の反省を行い、寝る前にリプレイを見返す。こんな日々を繰り返します。

VIP到達の前日は土曜日であったので、VIPに入る実力はあると信じ、ひたすらオンライン対戦を繰り返します。
撃墜の択をふやすために、トレモで撃墜につながるコンボを練習します。
同時に、着地の択の少なさや復帰のミスなどが多いため、コンピューター相手に練習を行います。

900万を超えるとこれまで、あまり対戦したことのないキャラクターや、これまでと違う動きの人との対戦が増えてきます。
もう勢いでVIPになるしかないと思い、200戦くらいオンライン対戦を行います。
そして、ついにその時を迎えます。

39日目 最後はノリでVIPに到達

1000万(VIP到達!)

あるとき、900万くらいから連勝を重ねていたとき、「VIPマッチに参加可能になりました」とダイアログがでます。
緊張しないように、「今日じゃなくても大丈夫」「そのうちなれるようになる」と言い聞かせながら、戦闘力を積み重ねていき、最後の1戦を勝利しました。
そのおかげか、案外すんなりVIP到達できました。振り返ってみると、期間がながかったからか、一番緊張したのは800万に到達するときでした。

直近10戦の勝率が90%に達していることから、勢いで到達していたことがわかります。

ついに初VIP達成!

次のVIPを目指す

VIPの先に魔境やスマメイトなどありますが、まずはこれまで使ってみたかったキャラを使ってVIPを目指します。
スマブラの上手さは「操作制度」「知識」「立ち回り」のバランスだといわれています。
トレモで操作制度を上げ、コンボやテクニックを磨き。上手い人からアドバイスをもらえる豊かな環境を活かして知識を深め。相手のキャラを、みて何をしたいのか、どんな癖があるのか、それに対応するための立ち回りを考える。これらができるようになると、さらにスマブラを楽しむことができます。

長くなりましたが、これまでアドバイスを下さった方々や応援、対戦していただいた方、ありがとうございました。。
これからVIPを目指す方の力に少しでもなれれば嬉しいです。

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