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やっぱり富士山

明けましておめでとうございます。

今年も年賀状が届いている。なぜか富士山の写真や絵を使っているものが多い。一富士、二鷹、三茄子。初夢の演技のいい順番。毎年富士山をモチーフにしたものは多いけど、鷹や茄子をモチーフにしたものはほとんどない。

先日九州に行く時に飛行機の中から富士山が見えた。見ただけで感動した。新幹線から見えても感動する。富士山の稜線は美しい。

富士山は霊峰とも言われる。かつてより霊験あらたかと言われている。あの剣豪宮本武蔵も登ったという。江戸時代には富士登山が流行した時もあったと聞く。現在も毎年夏になると山開きで多くの人が富士登山をする。新型コロナ蔓延前には外国人も多く登っていた。

自分もあやかりたいといつか富士登山にと思いつつ果たせていない。妻にそろそろ登ろうかと誘うと、けんもほろろに断られる。以前、箱根の金時山に登った時、そんなに大変ではないからとのぼらせたら、キツくて酷かったといまだに恨まれているのが原因かもしれない。まあ、「金時山はバスガイドさんもハイヒールで登ってるらしい」とかもっともらしい嘘を言ってしまったのだから仕方ない。いつになったらその呪縛から解放されるのだろうか。

妻の実家が西伊豆。その帰り道、駿河湾越しに見える富士山は美しい。特に雪の被った富士山は素晴らしい。冬は空気が澄み渡りその輪郭もはっきりと見える。北斎の富嶽三十六景の凱風快晴のような尖った富士のようだ。

やっぱり富士山は日本の代表かな。日本一高いということもあり日本人の誇りなのかもしれない。

確かに自分にとっても見て美しいと思えるし、登っても見たいと思える富士山。富士山は日本人のヒロインなのかもしれない。


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