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健康経営には軽労化ナビ®️

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軽労化トレーナーが職場に伺い、体幹力チェックや作業の腰部ストレスチェックを行います。腰痛による生産性の低下を防ぎ、はたらきやすさもはたらきがいもある職場づくりを支援します。
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#体幹力

若々しい姿勢や歩き方は運動習慣から

ゴルフに行くと、遠くにいる前の組の人たちが見えます。 その人たちが若い人たちなのか、老人なのかを判断するのに、服装もありますが、"姿勢" と "歩き方" で見分けることができます。 おそらく、服装よりも姿勢、動作の方が年齢を推測しやすいと思います。 年寄りかな?って思える人は、まき肩(両肩が前側、内側に入り込んでいる)で、顎が前に出てうつむき加減、背中が丸まって、腰が落ちています。 この姿勢だと、歩幅は小さくなり、トボトボとした感じに見えてしまいます。もちろん、移動は遅

腰痛発症リスクを可視化するサービス

日本人の腰痛罹患率はおよそ8割と言われていて、ほとんどの人が経験する症状です。若い人よりも中高年に発症が多いと言われ、腰痛で動けなくなって仕事に行けなくなったという経験がある人も多いと思います。 仕事を休むまでもないけれど、腰痛に不安を感じていて普段の仕事でベスト・パフォーマンスを発揮できていない状態。つまり、出勤しているものの、仕事に支障を期待している状態(プレゼンティーイズム)は、年間3兆円にも上るそうです。労働者ひとりあたりおよそ年間45,000円です。 最近は人手

軽労化トレーナの指導による従業員の作業パフォーマンスの向上

「軽労化ナビ」のサービスでは、スポーツクラブでインストラクター経験者やパーソナルトレーナーが「軽労化トレーナー」として企業を訪問しています。 軽労化トレーナーは、「軽労化ナビ」の体幹力チェックを実施し、その結果から従業員の体力的な弱点を見出し、ストレッチや体操、筋トレなど、その人の体力レベルに合わせたトレーニングメニューを提案します。それらのトレーニングメニューは、動画で見ることができますので自宅での毎日の体力づくりに役立ちます。 体幹力チェックは月に1度、定期的に行うこ

社員の健康増進に補助金

#日経COMEMO #NIKKEI 先日の日本経済新聞の朝刊に、厚生労働省が中小企業向けに、転倒や腰痛といった労働災害を予防するために社員の健康増進に補助金を新設するとの記事がありました。 新聞これは従来からある、エイジフレンドリー事業から年齢制限を撤廃し、高齢者に限らず、全年代に適用するようです。これまでのエイジフレンドリー事業は60歳以上の労働者を雇用する中小企業が対象でした。 当社が開発、販売しているスマートスーツもこの事業によって第三者認定を受けていますが、スマ

腰痛発症を未然に防ぐ作業者の体幹力と仕事の腰部負荷のチェック

職場での腰痛は生産性の低下、すなわち損失である。 腰に負担がかかる作業といえば、中腰姿勢(前傾姿勢)の維持や上半身の屈伸やひねりの繰り返し、重量物の持ち上げ、長時間の立ち仕事などを思い浮かべます。 また、腰痛発症は中高年に多いイメージがあると思います。この理由は加齢とともに腰椎が脆くなり、筋力も低下するからです。腰に負担がかかる姿勢や作業が繰り返し、長時間続くと疲労が蓄積して、さらに腰痛発症のリスクが高まります。 腰痛の発生要因は腰にかかる負荷だけではなく、メンタルの不

腰痛予防と体幹力

今は空前の人手不足で、今後もしばらく続くものと予測されています。経済が回復して、さまざまな業種、業界で需要が増加しても、労働者を確保できずに機会損失している経営者も多いと思います。 労働力を確保するためには、給与を高くして労働者を募集するのが手っ取り早く、本質的な方法ですが、それに合わせて他の社員の給与もあげなければならないので、労務費が高くなります。高い給料を払いたい、でも、労務費を充当する利益が確保できない。というジレンマに陥っている経営者も多いのではないでしょうか?

軽労化ナビのサービスについて

先日、有名な除草剤のメーカさんと人力による草むしりと除草剤散布の場合の腰にかかる負担のシミュレーションを行いました。 撮影現場には弊社の山本研究員が参りました。 シミュレーション結果については、YouTubeで動画として公開されています。(下記のリンクからご覧ください。) この動画で示した腰部負荷の算出について解説します。その作業を行う作業者の腰部負荷許容値を知れば、腰痛予防に効果があると思います。 腰部負荷計測は、作業姿勢と手元負荷(取り扱うモノの重量など)と作業者