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誰の、ために

4/25より始まったクラウドファンディングですが、開始早々たくさんのご支援をいただき、たった4日間で第一目標の100万円を達成することができました!!
ご支援いただいた皆さまにはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。たくさんの善意を本当にありがとうございました。
しかし、ショップ開設にはまだまだ必要なものがあり、恐縮ながら引き続きネクストゴール200万円へ向けて再スタートを切らせていただきました。

実のところを話しますと、当初200万円からスタートする予定でした。しかしこのクラウドファンディングは、終了時に目標金額に1円でも足りなければ不成立となり、集まった支援金も全額返金となるシステムです。少しでも確実に資金に回したいというワタクシの弱気な心が働いてしまい、半額の100万円から始めさせていただきました。まさかこんなに早く達成するとは思っておらず。。。今は「200万円で始めればよかった~」と悔やんでおります(人間とは勝手なものです)
もしご支援を迷っていらした方は「もう達成したからしなくていいか~」と思わずに、200万円達成に向けて是非とも御協力をお願い致しますm(_ _)m
※プロジェクトページはこちらをご覧ください↓↓↓

https://readyfor.jp/projects/emiryplus

本プロジェクトは「何のために」と聞かれたら、「障がい者の所得を上げる」「貧困家庭を救う」「廃棄物を削減する」という明確な3つの目標があります。じゃあ、「誰のために」と聞かれたら?それは「リサイクルショップを運営する障がいや病気を持つ方々」と「リサイクルショップを利用する所得が低く生活に困ってらっしゃる方々」になりますが、そこにもうひとり。「障がいを持つ方の親御さん」のために。という想いが私にはあります。
クラファンページを見ていただいた方にはおわかりかと思いますが、もともと私が障がい福祉の事業所を運営したいと思ったのは、発達障がいを持つ息子が自分たちが死ぬまでに自立して生活できるよう、健常者なみの所得を手に入れる場所を作りたい。というものでした。だから親御さんの気持ちはいつも考えていたいし、利用者さんたちもつい親目線で見てしまいます。特にせがれと同じような症状の子は可愛くてしかたなく、何とかしてあげたいと思います。あ、別にえこひいきなどはしませんよ(笑)

そして同じく、ページの中で紹介させていただいたエピソード「彼の帰ってくる場所」に登場する車椅子の利用者Aさんと親御さんについてお伝えしなければなりません。

クラウドファンディングをスタートする前にAさんには事前に内容を確認していただきました。名前は出してませんが、ご自身の赤裸々な出来事を公共の場に出してしまうわけですから、掲載の許可をいただかなくてなりません。私はどうしてもAさんのことを皆さんに知ってもらいたかったので、何とかOKをいただけないかと祈るような気持ちでした。でももし、不愉快な思い、怒りや悲しみを持たれたらどうしよう。傷つけてしまったらどうしよう。リハビリのやる気をなくしたらどうしよう。そんな不安を抱えたまま、管理者さんに伝えに行ってもらいました。

ひととおり読んだAさんの目から、涙がこぼれていたそうです。どういう涙?と聞くと、「うれし涙です。エミリィに帰りたい」と答えてくれました。ホッとしました。私もそれを聞いて目の奥がじんわりと熱くなりました。
読んでいただいたお母さんも泣かれていました。お礼の言葉とともに「クラファン、始まったら寄付しますね。」とお父さんからも言っていただきました。

誰の、ために。は明確です。
このプロジェクトの先には、待っている人が確実にいます。たくさんいます。長い文章になりましたが、お伝えしたかったのは最後の2行です。

私たちも全力で頑張ります。ネクストゴール、またプロジェクト終了まで、皆さま引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

就労継続支援B型事業所エミリィプラス
代表 中満健



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