マガジンのカバー画像

誰でも使える農業のサービスを作り上げる

17
農業の問題の一つに灌水の手間というのがあります。 このマガジンでは灌水サービスのこれからの展開について色々と書いていく予定です。
運営しているクリエイター

#サービス

独自開発したリモートスイッチを使って、補助事業を無事終えて気づいた事

無事に補助事業を終了できました 上のエントリで、浜松市の補助事業に採択された事を書いていましたが、2/29をもって本事業も無事終える事が出来ました。 この補助事業を申請する時に思い描いていた形とは違う形になったのですが、結果から考えるとむしろ想定以上に先に進めたな、というのが正直な感想です。 今日はこの補助事業を通して学んだ事などを書いていこうかと思います。 予定通りに進む事は少ない、その中で何を成し遂げるのか、という軸をしっかりしておく 今回の補助事業、先にも言

農業向けのローコストなリモートスイッチを作っていたら、焼津駅の冬景色を彩る事になりました

浜松市の補助事業の取り組みの一つとして、ローコストな灌水システムに利用するハードウェアの試作を行う、と言うものがあります。 ローコストを実現するのってかなり大変です このローコストな機器というのがとても難関です。 パイが限られている(と思われている)農業分野では、専用にハードウェアを開発していたのでは、そのコストを回収するには長い年月が必要になってきます。まあ、「割に合わない」形になってしまうんですね。 それを避けたいがために、通常では販売単価を上げざるを得ません。 そ