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誰でも使える農業のサービスを作り上げる

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農業の問題の一つに灌水の手間というのがあります。 このマガジンでは灌水サービスのこれからの展開について色々と書いていく予定です。
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#灌水

浜松市の新産業創出事業補助に採択されて、そこでやりたい事を描く

私たちは2022年度にあいち農業イノベーション事業に採択されて、シクラメン鉢物に対する自動給液システムを構築しています。 そのあたりについては下のエントリで書いていますし、会社Webサイトにも経過などを掲載しています。 https://note.com/smartagri/n/n03941e8b98fb 浜松市で私たちのプロジェクトが補助事業として採択されました 浜松市でも新産業創出事業補助に採択された事をきっかけに、愛知県の事業とは別にプロジェクトが進み始めています

自分で作る農業設備の自動化、どこまで進んできたのか

全てはここから始まった 2021年の7月に下のタイトル「農業設備の自動化」というテーマについて、書き始めました。 リンク先を見て貰えれば分かりますが、この時はたった4行しか書いていません。 家庭菜園、ここでは自分で使うDIYレベルという意味合いですが、そうでは無くプロ向けのサービスとして作りたい、と書いてあります。 そしてあれから2年経ちました。 自動化を図る話はどうなったんだよ?という事で、この話は現在どうなっているかを今回書いてみようかと思います。 私がやり

農業灌水(いわゆる水まき)で使う設定1

タイマ(プログラムタイマ)設定「タイマ設定」と言えば、例えば朝7時ぐらいに水まき(灌水)をしたい、と言う時に使う設定です。 手間をかけない、安価を求めるのであればタイマ設定で1日に数回の頻度で灌水をする、というのが一般的のようですね。 一日に何回水まき(灌水)を行うか 水まきは一日一回、というやり方もあります。が、理想を言えば植物が必要な時に必要なだけ与えるというのが正解ですね。 一日一回の水まきは、言ってみれば水まき直後は水多すぎ、水まき直前は水不足という状態です。 完

AWSを使って農業設備の自動化を図る

2021.07.15初出 2023.10.11追記 少し前からAWSを使ってビニールハウスの窓の開閉や水やりの自動化というテーマに取り組んでいます。 家庭菜園レベルであればサクッと作って自分で使う、という感じなのですが、今回はプロ生産者向けのサービスを作成しています。 どういう構成にするのか、なぜそうするのか AWS(Amazon Web Service)などに代表されるクラウドサービスがすっかり一般的になりました。 その中でも今回はServerlessという所に拘っ