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誰でも使える農業のサービスを作り上げる

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農業の問題の一つに灌水の手間というのがあります。 このマガジンでは灌水サービスのこれからの展開について色々と書いていく予定です。
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2023年10月の記事一覧

無いなら作ればいい!農業での3Dプリンタの使い道

細かいパーツこそ3Dプリンタが向いている 農業向けのちょっとしたパーツ。 将来の市場規模は判らないですが、現在は少なくともニッチな需要である事は間違いありません。こういったパーツは普通に外部に製作を依頼すると高くついてしまいます。 そのため、ありもので何とかするしかありません。少なくとも今まではそうでした。 でも、今は違います。 そういう時に役に立つツールとして3Dプリンターがあります。 一般的に作るモノが樹脂製で良ければこれでコト足りてしまう事も多いのです。 私が

農業で使う土壌センサの種類について

土壌水分や飽差による水やりコントロールもある 土壌水分によるコントロールというのは、様々な所で行われています。 土壌の水分を計測するのは、日射よりは植物体に一歩近い、より直接的な測定方法になります。 そのため土壌水分で灌水量を決めるのは、より植物ファーストな水分コントロールと言えるでしょう。 難しい点として、土壌の計測と言うのは、いわば固体を計測する事に近く(正確には固体間にある水分を計測する)、計測するセンサの設置度合いによってムラが出てきます。 なので困難さの度合

SwitchBotも所有しているので、これを自分のサービスでも動かしたくなった。 基本的な所は既にできていて、後は設定画面などの作りこみですね~

IoTで気軽に使えるArduino通信モジュールが無くなってきているので新たに作る事を考えている

自分は元々、農業分野でのテクノロジー化を目指して、手始めにビニールハウスの環境計測からスタートしています。 それが今では灌水(水やり)の制御や衛星画像を利用したデータ解析を行うようになりました。 また、最近ではLoRaWANを利用した環境計測機器の開発運用など、数年の経験を持つようになりました。 通信モジュールのコストが無視できないほど高い 生産現場のデータをクラウドに送信する場合、何らかの通信機器が必要となります。それはWiFiやLTE、5G、そして用途にもよりますが