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地図・衛星データ活用

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2020年より衛星データの活用に向けて動き始めました。 中断がありましたが、2022年後半から活動を再開しています。 「空き畑検索くん」をクローズドベータ版として始めており、 こ…
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#ビジネス

STAC APIとPythonで衛星データの取得を行う

前回、Sentinel-2のデータはAWS経由で取得しよう、という事を書きました。 この記事の中では、データの検索機能が一切ない、という事を書きましたが、後になって検索機能というものを見つけました。 STAC APIというもの STACとは SpatioTemporal Asset Catalog (STAC)の事を言いまして、衛星データのカタログのフォーマット仕様となっています。 ここから自分の望む衛星データを取得する事が出来ます。 ここでSentinel-2など

衛星データ活用で出来る事はたくさんある、けど敷居が高いので一般化されていない

元は衛星データの活用方法を相談した所から始まる 空き畑検索くん、というサービスをクローズドベータな形で開発を進めています。 このサービス、元を辿ると2020~2021年にかけて耕作放棄地とビニールハウスの検出が出来ないか?という所から開発を始めています。 最初からそういう目的で開発したわけでは無くて、元は「太陽光パネルが設置されている家を探し出したい」という話を相談しに行った所から始まっています。 そこから農業に関係する話として考えると、耕作放棄地の問題が大きくなって

Sentinel-2データはAWS経由で手に入れる事に決めた理由

無料で使える衛星データとしてSentinel-1および2が筆頭に挙げられるかと思います。 かく言う私も衛星データで何かするときはこのSentinelのデータを利用させてもらっています。 こういった記事とか参考にしてますね。 衛星データを扱う上で不便に思う事 Sentinel-2に限っている話ですが、少し前のデータになるとすぐダウンロードできません。 この状態はCopernicus Open Access Hub経由の時に起こるので、10月以降の新しい接続方法では改善