マガジンのカバー画像

地図・衛星データ活用

15
2020年より衛星データの活用に向けて動き始めました。 中断がありましたが、2022年後半から活動を再開しています。 「空き畑検索くん」をクローズドベータ版として始めており、 こ…
運営しているクリエイター

#耕作放棄地

衛星データを使って何に活用していくか

衛星データを使った開発状況を色々と書いていますが、そもそもそのデータを何に使っているか、という部分をあまり詳しく書いていない事に気づきました。 今回は自分が現在、衛星画像を用いてどのようなテーマに取り組んでいるか、という事を書く事にします。 現在は以下の三つのテーマに取り組んでいる所です。 ビニールハウスの検出 ビニールハウスの検出は衛星画像データから地域のビニールハウスを自動検出する事を目標に開発しているプロジェクトです。 農地というのは本来は厳密に管理されていて、そ

STAC APIとPythonで衛星データの取得を行う

前回、Sentinel-2のデータはAWS経由で取得しよう、という事を書きました。 この記事の中では、データの検索機能が一切ない、という事を書きましたが、後になって検索機能というものを見つけました。 STAC APIというもの STACとは SpatioTemporal Asset Catalog (STAC)の事を言いまして、衛星データのカタログのフォーマット仕様となっています。 ここから自分の望む衛星データを取得する事が出来ます。 ここでSentinel-2など

PySTAC Clientで、https://earth-search.aws.element84.com/v0に接続する例がネット上では書かれているけど、https://earth-search.aws.element84.com/v1にした方が良さそうです。 2023/5以降の新しいSentinel-2データがカタログされていないようでした。

NDVIデータをAWS Lambdaで作ってみようかと思ったけど、さすがに制限がキツイ これが出来ると後工程がラクになるんだけどなぁ →この後、工夫して出来るようになりました!

衛星データ活用で出来る事はたくさんある、けど敷居が高いので一般化されていない

元は衛星データの活用方法を相談した所から始まる 空き畑検索くん、というサービスをクローズドベータな形で開発を進めています。 このサービス、元を辿ると2020~2021年にかけて耕作放棄地とビニールハウスの検出が出来ないか?という所から開発を始めています。 最初からそういう目的で開発したわけでは無くて、元は「太陽光パネルが設置されている家を探し出したい」という話を相談しに行った所から始まっています。 そこから農業に関係する話として考えると、耕作放棄地の問題が大きくなって