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地図・衛星データ活用

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2020年より衛星データの活用に向けて動き始めました。 中断がありましたが、2022年後半から活動を再開しています。 「空き畑検索くん」をクローズドベータ版として始めており、 こ…
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2023年10月の記事一覧

STAC APIとPythonで衛星データの取得を行う

前回、Sentinel-2のデータはAWS経由で取得しよう、という事を書きました。 この記事の中では、データの検索機能が一切ない、という事を書きましたが、後になって検索機能というものを見つけました。 STAC APIというもの STACとは SpatioTemporal Asset Catalog (STAC)の事を言いまして、衛星データのカタログのフォーマット仕様となっています。 ここから自分の望む衛星データを取得する事が出来ます。 ここでSentinel-2など

Sentinelのデータのダウンロードについて、dataspace.copernicus.euだと月に10000リクエストまで使える、って事でいいのかな?

PySTAC Clientで、https://earth-search.aws.element84.com/v0に接続する例がネット上では書かれているけど、https://earth-search.aws.element84.com/v1にした方が良さそうです。 2023/5以降の新しいSentinel-2データがカタログされていないようでした。

NDVIデータをAWS Lambdaで作ってみようかと思ったけど、さすがに制限がキツイ これが出来ると後工程がラクになるんだけどなぁ →この後、工夫して出来るようになりました!

衛星データ活用で出来る事はたくさんある、けど敷居が高いので一般化されていない

元は衛星データの活用方法を相談した所から始まる 空き畑検索くん、というサービスをクローズドベータな形で開発を進めています。 このサービス、元を辿ると2020~2021年にかけて耕作放棄地とビニールハウスの検出が出来ないか?という所から開発を始めています。 最初からそういう目的で開発したわけでは無くて、元は「太陽光パネルが設置されている家を探し出したい」という話を相談しに行った所から始まっています。 そこから農業に関係する話として考えると、耕作放棄地の問題が大きくなって

苦労の末、農水省の筆ポリゴンをPMTiles化→ブラウザ上にLeafletライブラリで表示と言う所まで出来た PMTilesをMaplibre GL LSで表示する例はあっても、Leafletでの事例はあまり情報が無いですね

Sentinel-2データはAWS経由で手に入れる事に決めた理由

無料で使える衛星データとしてSentinel-1および2が筆頭に挙げられるかと思います。 かく言う私も衛星データで何かするときはこのSentinelのデータを利用させてもらっています。 こういった記事とか参考にしてますね。 衛星データを扱う上で不便に思う事 Sentinel-2に限っている話ですが、少し前のデータになるとすぐダウンロードできません。 この状態はCopernicus Open Access Hub経由の時に起こるので、10月以降の新しい接続方法では改善

23年10月以降はSentinel-2などへのデータアクセス方法が新しくなるって知ってました?

これまでのCopernicus Open Access Hubはクロージングへ これまでSentinel-2のデータをダウンロードするのにsentinelsatというPythonのライブラリを利用していました。 このライブラリはCopernicus Open Access Hub経由でSentinel他の衛星画像データをダウンロードできる仕組みになっていましたが、そのHub自体が2023年10月以降はダウンするとのアナウンスがありました。 皆さん知ってましたか? 私

Sentinel-2のタイル番号を緯度経度から検出するサービスが見当たらなかったので、APIとして作ってみました。 需要があるかな...

Sentinel-2という無料で利用できる衛星画像データをsentinelsatというライブラリ経由で使ってます。ただ2023/10末にSentinelのデータ取得方法が変わるため、このライブラリは使えなくなりそう 新しい方法に移行しないとね