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東京データプラットフォーム(TDPF)の会員募集を開始します

 みなさん、こんにちは!
 都は、官民の様々なデータの利活用を促進し、新たなサービスの創出を後押しすることを目的に構築している、データ連携基盤「東京データプラットフォーム(TDPF)」を今年度中に稼働させる予定です。
 TDPFの稼働に先立ち、東京都とともにデータ利活用を促進し、「スマート東京」の実現に取り組んでいただける会員の募集を、令和5年11月22日(水曜日)より開始しました!
 本記事では、会員の対象や受けられるサービスなど、会員制度の概要について、ご紹介をします。ぜひ最後までお付き合いください!
 (なお、会員募集開始と同時に、TDPFホームページを公開しました!そちらも併せてご覧ください!)


1.    会員制度の概要について

 TDPFのサービスは、会員向けにご提供いたします。まずは皆様に一番知っていただきい会員制度について、ご案内します!

<会員制度の概要>
(1)対象
法人(民間企業や学術研究機関など)、行政機関
(2)会費
無料
(3)会員向けサービスの内容
・行政のオープンデータだけでなく、民間企業等から利用目的等を限定して提供されたデータ等を利用できます。
・データ提供に際し、利用条件等を柔軟に設定できます。
・一般財団法人GovTech東京と協働により、データ利活用に関するアドバイスや、ニーズにマッチする会員・データの紹介を受けられます。
(4)その他の入会条件
入会申込みには、「東京データプラットフォーム 会員規約」と「東京データプラットフォーム データ利用規約」への合意、gBizIDプライム※1への登録が必要です。

 ポイントは上記の4点です。
 まず会員の対象は、当面、法人や行政機関となります。(4)に記載のある、規約への合意と、gBizIDプライム※1を取得できる方でしたら、ご入会いただけます(民間企業はもちろん、大学や一般社団法人も含まれます)。

 次に、会費は無料です!データを活用し、広く社会課題の解決に資するデータ利活用事例を生み出すべく、ぜひとも官民の幅広いプレイヤーの方々にご参画をいただきたいと思っています!

 続いて会員が受けられるサービスは主に3つです。データ連携基盤が機能として整備する「データの提供・利用」はもちろん、データ利活用(スマートサービスの実装)を促進すべく、データ利活用アドバイザーを通じて、利用者ニーズに応じたスポット対応やデータやソリューションのマッチングなどの様々なサポートを実施します!
(詳しくはTDPFホームページ内、サービス紹介・申込みに記載しておりますので、そちらをご覧ください)。

※1 gBizIDプライム:デジタル庁が所管する、「複数の行政サービスを1つのアカウントにより、利用することのできる認証システム」であり、3つの種類の内、デジタル庁への申請手続きにより取得が可能となるアカウント
(詳しくは、デジタル庁のgBizIDホームページにてご確認ください)。

2.    会員コミュニティについて

 TDPFでは、官民の様々な主体がつながるコミュニティ形成に向け、ワークショップや勉強会を始め、会員の交流を促進する取組を進めていきます!
 また、社会課題の解決につながるユースケース創出を目指し、防災や観光、エネルギー、交通など公共性の高い分野を中心とした、コミュニティ活動も展開していきます。

3.    説明会について

 「TDPFについて、興味はあるけど入会を迷っている。」、「データ連携基盤の操作など、サービスのイメージをもっと知りたいな。」、「文字面だけだとよくわからないな。」など、お考えの方も多数いらっしゃるかと思います。
 そんな方々に朗報です!入会を検討されている皆様に向けた説明会を、令和5年12月6日(水曜日)午後3時30分より、オンラインと対面のハイブリット形式で開催します。お申込み締切は、令和5年12月1日(金曜日)までとなりますので、奮ってご参加ください。
 なお、説明会の様子は、アーカイブとして公開を予定しています。
 公開は、TDPFホームページにて行います。その他、TDPFに関する情報発信も適宜行っていきますので、ぜひぜひお気に入り登録をお願いします!

4.    最後に

 流れる・つながる・進化する。TDPFは、3つのコンセプトにある市場価値の確立を目指し、会員の募集を開始しました。
 冒頭のデザインは、組織を超えた様々なデータとデータ、データとソリューションの掛け合わせを通じて、都民のクオリティ・オブ・ライフ(QoL)向上に資するサービス創出がされる、データ利活用の好循環が実現された社会を思い描き、想いを込めて作成しました。

 多種多様で複雑な東京の課題発見・解決には、未だ不足し散在しているデータの収集・融合・活用促進が必要です。それには、多様な方々が集い、知恵を出し合いながら、データ利活用ビジネスなどを活性化していくことが重要であると思っています。その結果、新たなサービスが生まれ、都民の皆様のQoLが向上する社会を、TDPFを通じて実現していきたい(=スマート東京の実現)と、強く思っております。

 TDPFは、都のデータ利活用社会実現の架け橋として、柔軟に意見も取り込みながら、段階的な機能の拡充など、事業展開を予定しています。そのためには、皆様のご参画が必要不可欠です。

ぜひ一度、ご入会をご検討いただけますと幸いです。
ともに、TDPFを創り上げましょう!!
※ご入会はこちらから

このページに関する問い合わせ先
デジタルサービス局 デジタルサービス推進部
デジタルサービス推進課 データ利活用戦略担当
メールアドレス:S1100301@section.metro.tokyo.jp