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「データ利活用実証プロジェクト」について

今回は次世代通信推進課の隣のチームが進めている「データ利活用実証プロジェクト」を
紹介いたします。
東京都が進めている「スマート東京」の実現に向け、取組方針として3つの柱を立て、施策を展開しています。
① 「電波の道」で「つながる東京」(TOKYO Data Highway)
 戦略ビジョン:「電波の道」で、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」を実現する
② 公共施設や都民サービスのデジタルシフト(街のDX)
 戦略ビジョン:データ共有と活用の仕組みをつくり、行政サービスの質を向上させる
③ 都庁のデジタルシフト(都庁のDX)
 戦略ビジョン:都庁のデジタルトランスフォーメーションを強力に進める

1.「データ利活用実証プロジェクト」とは
「街のDX」を実現するために必要とされる基盤システムである「官民連携データプラットフォーム」の先駆的事業として、データの掛け合わせによる有用性を実証するプロジェクトです。新型コロナウイルス感染症防止対策をはじめ、社会的な課題の解決等に資するテーマの下で企画提案を募集し、「with/afterコロナ」時代の「スマート東京」の実現にむけ、40社44案件の応募をいただき4テーマ6プロジェクトを選定しました。

2.選定テーマと選定プロジェクト
今回選定したテーマは以下の4テーマになります。

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選定されたプロジェクトは、以下の6プロジェクトになります。
プロジェクト紹介Webサイトはこちら
https://www.tdpf-corepoc.metro.tokyo.lg.jp/

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プロジェクトの活動期間は2020年11月までを予定しています。


3.6プロジェクトの活動内容と選定理由

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4.今後の予定

データ利活用実証プロジェクトでは、2020年11月プロジェクト活動終了後の最終報告のみならず、各プロジェクトの進捗を随時Webサイトで報告していきます。
https://www.tdpf-corepoc.metro.tokyo.lg.jp/schedule/

5.おわりに
「街のDX」を実現するためには「データの活用」が必須ですが、どんな活用をすると都民の方々にとって有益なものになるのか、都内の企業の方々の活動につながるのかといったところはまだ手探り状態です。今回ご紹介した6プロジェクトも民間の企業や団体の方々からアイデアを出していただいて、データ活用の有用性や活用のために解決すべき課題を明らかにしていこうとしています。
「街のDX」ひいては「スマート東京」の実現に向けて簡単ではないですが、着実に歩みを進めていきます。
今後とも東京都の活動に着目ください。よろしくお願いします。