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【Expert noteコラムVol.1】飲食業界の新たなインフラへ ~Mr.Menu、飲食業界のスタンダード化へ~

スマレジDevelopers Expertによるコラム連載を開始しました!
Vol.1はMr.Menuモバイルオーダーサービスを開発されたGreedy Cat Japan株式会社の夏目さんに飲食業界に求められるインフラ強化とそれをMr.Menuでどのように解決するのかをテーマに執筆いただきました。

Greedy Cat Japan株式会社のリリースアプリ👇

はじめに

新型コロナウイルスの蔓延により、人々の生活様式が大きく変わり、特に飲食業界が大きな影響を受けました。
そんな中、テクノロジーの発展と新たなサービスの台頭により、この業界を支えるインフラに変化が起こっています。
Mr.Menu は、飲食店舗向けモバイルオーダーソリューションサービスの開発・運営を行っています。飲食店運営の基幹となる POS システムとの連携を中心に、販売情報を顧客情報とつなぎ、飲食店でのより良い体験を提供するべく、「飲食店経営をもっと楽に」をミッションにしています。


飲食業界にスマートフォンを使ったモバイルオーダーの台頭

 スマートフォンの誕生から現在までで、我々人類の生活の上に、様々なサービスが誕生してきたのと同じように、飲食業界にもスマートフォンを利用した新たなコンテンツやサービス、プラットフォームが生まれるはずです。
私は、こうしたIT革命が飲食業界でも起こると確信を持っています。

飲食業界は、労働集約型のビジネスモデルになっているため、この労働集約から解放する糸口となるのが、モバイルオーダーシステムだと考えています。
しかしながら、モバイルオーダーを手掛ける企業のなかでも、店舗内のPOSシステムまで、すべてを一気通貫で提供している企業がありますが、モバイルオーダーを手がけながら、POS市場まで参入することはハードルが高いと感じます。
そのため、Mr.Menuは既存のメーカーと連携する方法でのサービス提供を進めています。
我々はモバイルオーダーのリーディングカンパニーを目指しているのです。

モバイルオーダーが広がり始めた理由

ここ数年で、モバイルオーダーが一気に広がり始めた理由は新型コロナウイルスが大きな要因だと思います。
飲食店の世界では、お客様のスマートフォンで注文をしていただく、ということは、重大な接客放棄に値するという飲食店の考え方もあります。
コロナウィルスが蔓延するまではこのような意識が強かったのですが、コロナウィルス蔓延後の現在では、来店したお客様が非対面・非接触の感染予防に対してのニーズが高まってきています。
このようなニーズの高まりにより、ご自身のスマートフォンで注文をすることに対して気分を害されるお客様があまり多くない、という状態が、ようやく日本のなかで成り立ったことで、モバイルオーダーの需要がぐっと伸びたという背景があります。

Mr.Menu は、「店舗スタッフの負担を軽減したい」、「メニューをデジタル化したい」というニーズから生まれた月額1万円から利用できるモバイルオーダーソリューションです。
また、モバイルオーダー業界では初めてとなる、メニューを表示させるためのNFCタグを無償提供しており、飲食店の利便性向上にも精力的に努めています。

クラウド型POSレジと連携する理由

POS連携をせずに店舗さまでMr.Menuをご利用いただいていた際、売上が店舗で使っているPOSシステムに集計されるため、従業員がMr.Menuの売上をPOSシステムに入力する作業が発生していました。入力の手間がかかり、また、入力ミスが多発しているため、効率が下がっているというお声をいただきました。それをPOS連携によって解決することを決めました。

連携先に「スマレジ」を選んだ理由

 スマレジ社はプラットフォーム事業の一環として、外部にAPIを公開しているため、外部の開発会社が自由に他のシステムとの繋ぎ込みが可能になっていて、拡張性が高いです。
2021年10月より「スマレジ」が提供するアプリマーケット「スマレジ・アプリマーケット」のモバイルオーダー機能として「Mr.Menu」はスマレジとの連携を開始しました。
実は、Mr.Menuは他のPOSレジ会社2社とも連携しているのですが、スマレジ社が提供しているAPIは仕様が細かく分かれているため、店舗の細かい業務フローに対応することが可能です。
例えば、他のPOSレジでは実現できない食べ飲み放題機能がスマレジとの連携で可能になっています。

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スマレジ×Mr.Menuの連携で実現したこと

「Mr.Menu」の高機能モバイルオーダーソリューションをスマレジユーザーが利用可能となりました。 Mr.Menu は、スマレジ Waiter と連携し、お客様のスマートフォンで注文する店内モバイルオーダーを導入できる連携アプリです。Mr.Menu は、Waiterで登録した商品データをスムーズに連携できるため、簡単に店内モバイルオーダーを始めることができます。お客様のスマートフォンで注文していただくため、テーブルごとにタブレット等への設備投資が不要となります。また、注文業務を省略できるため店舗スタッフの負担を大きく減らすことができます。(モバイルオーダーとハンディからの注文が併用でき、通常通り Waiterのハンディからの注文もお客様のスマートフォン上に注文履歴として表示されます。)事業者、また消費者の声を受けて、モバイルオーダーは店内販促物(POP)の経費削減にも効果的で、さらにお客様のスマートフォン上で表示することで、お客様との接触を減らし感染症対策に大きく貢献しています。

<参考>Mr.Menuモバイルオーダーサービスの導入事例

最後に

Greedy Cat Japanは、今後もメニュー表のデジタルサービスとしてPOS事業者との共存共栄をはかり、飲食業界の後押しをしていきます。
そのためにはAPIを公開しているスマレジとの連携をより強固にしていく必要があると思っています。
今は出来ていませんが、スマレジのAPIでAPI経由のプリンター出力に対応できるようになれば、モバイルオーダーから入った注文でもキッチンプリンターへの出力ができるようになるのでより多くのユーザーさまに便利な機能をご提供することができると思います。
今後も徐々に仕様のアップデートもあるようなので、スマレジのAPIを活用し、さらなるサービスの拡充を図ってまいります!


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