ジョン・ジョーンズvs.シリル・ガーヌ 予想

ジョーンズのしたそうなこと

三年くらい経ってんのか、何したいんだろうね。
かなりの増量なので、精神状態にも影響がでそうだし、持久力にもどの程度影響がでているかわからない。
ただ、【ジ】は組みが軸の選手なので、1発大きいものを当てるか、組んで上をとってから削る選択をしたいはず。
【ガ】は長い距離から蹴りと順突きで削って、距離が詰まれば丸まって組みついて押しながら離れる。
【ジ】は左右入れ替えて距離感を誤魔化し、前手を触って距離を把握する。遠間から関節蹴り、中段蹴りで削って突きに繋げて、突きを防ごうと【ガ】が丸まったら頭を抱えて首相撲をしかける。押して離れるまでに何発かは当たるはず。
【ガ】が頭を下げるのを嫌がって、体を立てて近づいたら脇を掬って投げをうち、上を取って肘を落として削る。削り切るのは難しいので、結局判定狙いになる。


ガーヌの狙ってそうなこと

【ガ】出入りを使って距離感狂わせて、段蹴りや中段前蹴りで削りにいく。左前の構えで順突きを散らして相手の前進を止める。
【ジ】は良く似た戦術を取るが、組みの技術がかなり違い、大きい打撃も打ち込んでくる。組むと首相撲も厄介なので、【ガ】は打撃に拘らざるを得ない。
【ジ】の関節蹴りや下段回し蹴りなどの末端を攻める攻撃は危険だが、立ち幅が狭くよく動く【ガ】なら大して危険はない。組みの方が危険だが、蹴ってくる階級上の選手にどこまで頭を下げられるかというと難しい。
【ガ】は打撃で削って判定を狙える考えるはず。

展開予想

この階級でもまだ【ジ】の方が手が長い。しかし【ガ】も大きく負けているわけではない。
【ジ】は下の階級で体格と技術で勝って勝ってきた。【ガ】は殆ど互角の大きさと、恐らく勝ってる力強さ、【ジ】が増量が上手くいっているとしても不安要素が大きい。
お互いに相手の手を触ったり足や腹を蹴って削ったりと共通点が多い。恐らく組みとその対応で差がつく。
【ジ】が上をとってもどこまで抑え込めるか、その時持久力をどれだけ使うか。恐らく【ガ】が無理矢理立つのを止められないのではないか。
最重量級の持久力の配分は【ジ】には未知数であり、先にバテて消耗する可能性が高い。
ここのところの判定は組んでも尻餅つかせるだけではダメで、上をきっちりとって殴るか抑え込むかしないと点数にならない。
【ガ】が立ち技でジリジリと優位にたち、【ジ】が横へ動く【ガ】を捕えようといつも通り圧力をかければ、早めにバテて【ガ】の試合になる。
【ジ】が序盤に打撃で散らしたから組みを仕掛けても、【ガ】は初っ端こそ警戒してるので、一度で寝かせるのは難しい。【ジ】が相手の蹴りの癖を把握する前に頭を下げれば、自爆する可能性もある。
【ジ】が蹴り足を捕らえて投げに移れても、立ちにくるのを抑えるのは難しい。
序盤は互角でも【ガ】が後半追い上げて判定勝ちじゃないかな。
ガーヌ判定勝ち予想で。

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