ガヌーの塩漬けは禁止しろ

ガヌーめちゃくちゃ賢いな。

展開のぼんやり要約

1R

運足で左右にシリルが揺さぶる。フランシスが金網に追い込むと、シリルが両手刈り。倒しきれないが、フランシスは消耗。

シリルは頭を動かし、蹴りでフランシスの脚に触り、内側からの順突きで試合を支配。フランシスはシリルの足運びや頭の動きに追いつけない。

はいシリルの勝ちー✌️

2R

シリルは横蹴りや前蹴りの長い蹴りや、下段や掌でフランシスの末端を触る。フランシスは追いつけない。

フランシスは一気に追い込むのではなく、じわじわと前進して突きの距離へ進む。シリルは脚を蹴り、左右に回ってこれを外す。追い込めない。

3R

フランシスが前進して圧を増す、シリルはまた受け流す。

シリルがフランシスを下がらせようと顔面前蹴りを打つが空振り、フランシスは脚を取って投げる。

シリルは立とうともがくが、フランシスは組みがかなり上手く、シリルが立つと消耗する。

立って一呼吸置くと、フランシスが脇を巻いて投げる。すぐに立つが、判定はかなりキツい。

シリルが回って金網を背負ったとこで、フランシスが打撃に反応させて組み、投げる。

4R

シリルはフランシスの周りを回り、前足を蹴る。お互いに消耗が激しい。

シリルがフランシスの蹴りを捕り、投げに移行するフリをして打撃。フランシスはその打撃に合わせて胴へ組み、一気に金網へ押し込む。

シリルがもがくと、フランシスは金網から引き抜くように投げ、フランシスが上をとる。

シリルが背を向け、立とうとするとフランシスはシリルを崩し続けてたたせない。

背を丸めたままだが、シリルが立ちかけると、フランシスはそのまま金網へ運び、逃さない。

シリルが腕絡みを狙うが、フランシスは慌てず寝かせる。シリルは下から半身を取るが、フランシスは体勢を整えてすぐに潰す。

シリルが触って下がると、金網へ誘導しフランシスが殴る。

5R

シリルが取り返そうと、この試合初めてフランシスへ圧力をかける。

シリルが突きを上中に打ち、フランシスが気を散らしたところで両手刈り。シリルは上を取り掛けるが、フランシスが返して上を取る。

シリルは点数の取り合いで不利と見て、下から膝固めを狙う。フランシスはゆっくりと外し、位置を捨てたシリルの背中を取る。向き合おうとしたシリルの上をフランシスがとる。

シリルが立とうとして座るがフランシスは丁寧に上から潰し、シリルはまた背中を床につける。

接戦だけどフランシスの判定勝ち

総括

シリルが立ち技ではほぼ圧倒し、フランシスは寝技で漬け込んだ。

シリルが順突き、下段蹴り、前蹴りでフランシスに何もさせなかった。フランシスは判定を見据えて組みを仕掛け、上を取っても無理に殴らず、ひたすら上をとり続けた。

野性味のある戦い方とは裏腹にかなり賢い。

予想外

ガヌーお前組み技やるの!?

ボクシング転向が囁かれたフランシスだから、てっきりボクシングを重点的に練習してると思ってた。

特に打撃でのしてきた立技師は、寝技ができない。もちろん練習はするのだけど、組み技や寝技はキツい。咄嗟に仕掛けることはできても、結局打撃戦に持ち込みたくなってしまう。

ボクシング転向は一旦置いといて、シリル・ガーヌをキチンと強敵として認めて練習してきたんだろうなぁ。

シリルは立ち技は圧倒してた、フランシスのボクシングを寄せ付けず、このまま判定勝ちとみんな思ったはず。

体も強いけど心も強い。


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