カルヴィン・ケイターvs.ギガ・チカゼ予想

メガ・チカゼとかいて欲しいな？

カルヴィン・ケイター対ギガ・チカゼ

ケイター判定勝ちで

ケイターの出来ること

ケイターは腕を高くし、頭をすっぽり覆うように構える。

ケイターは相手の打撃を前腕や肘で受け、丸まって耐えることが多い。下段蹴りは脛を向けて受けるが、中段や上段は腕で耐える。

非常にボクシングに偏っており、蹴りは下段を蹴る程度、殆どの攻撃は左右の突き。手を前に出し、相手の両手に触って反応を抑えたり、届かない位置で軽く左右を突いめみせたりと、揺さぶりが上手い。近距離では上中に上手く打ち分け、腹から削る。遠いと傾いて打ち込む順突きか、飛び込んで打ち込むか使い分ける。

運足は腕を高く構えて前進するか、飛び込んで強く左右を打ち込むか、この二つが多い。下がる際は丸まって真っ直ぐ下がりがち。

チカゼの出来ること

チカゼの両手は低く、半身を切って構えたがる。左右をよく踏み替えるが、突きで勝負するときは左前、蹴りを仕掛ける時は右前、役割をわけがち。

チカゼは出入りを使って勝負をかける事が多く、金網を回って離れようとする。突きはあまり打たないが、左が多い。踏み替えて逆突きとして打つことも多い。

蹴りは右の下段と左の中段三日月が多い。上段は中下への散らしが効けば仕掛ける。左の三日月にかなり拘りがあるようで、しつこく狙っている。

ケイターのしたいこと

ケイターはチカゼの蹴りと出入りの距離に入りたくないので、ともかく順突きの距離へ入りたい。チカゼは三日月を狙うが、腹を庇いすぎると上段を狙われる。ある程度もらう気で順突き見せる突きで揺さぶっていきたい。

チカゼは左右によく動くので前半捕まえることは難しい、後半に巻き返すと信じて追いかけ続ける。

チカゼのやりたいこと

チカゼはともかく蹴りを当て、ケイターに三日月を当てたい。

ケイターは急所をすっぽり隠すので、チカゼの突きでは効かせることは難しい。三日月か上段を打ち込んで、試合の流れを奪いたい。

三日月の使い手はさほど多くないので、試合の序盤なら深く刺しやすい。ケイターがチカゼの蹴りを嫌がって前進すれば、左右に回って鉤突きを合わせれば、ケイターを止められるかもしれない。

後半はケイターは慣れてチカゼも運足が利かなくなっていくので、前半に点数で引き離しておきたい。

展開予想

チカゼが最初は左前に構えて左右に金網を周り、ケイターはいきなり行かずに様子見。どこかでチカゼが踏み替えて左三日月蹴り。三日月がケイターへまともに入れば、チカゼが上段蹴りを見せて倒しに行っで終わり。

ケイターが耐えて損耗を浅く済ませば、後半になるほどにケイター。チカゼは相手の前進に蹴りを合わせる事はしないので、ケイターが攻めればチカゼが回り、チカゼが攻めればケイターが守る展開を繰り返す。

チカゼが蹴りつつも距離とって回れば、ケイターは決めきれないまま追いかけて、判定になるんじゃないかな。

ケイター判定勝ちで。