イスラエル・アデサニヤvs.ロバート・ウィテカー2予想

アデサニヤのアニオタムーブ好きなんじゃ〜

イスラエル・アデサニヤ対ロバート・ウィテカー予想

アデサニヤ判定勝ち

アデサニヤおさらい

構え方:左右どちらにも構える。両手は低く、前手を突き出して相手に圧をかける。前傾を取って相手の突きを誘うことも多い。

入り前の崩し:腰を前に寄せて蹴りのフリ、相手の前手を触る。左右に回り続け、追い込めるかのように見せる。

入り方:あまり自分からは前進しない。相手の前手を触ったあと中段蹴りか、横に回ってからの下段蹴りが基本。相手の外側を取るように踏み込む。

入ってから:蹴りから入り、逆突きを見せたあと、斜めからの上げ突きを使う。ケンカ四つなら真っ直ぐの逆突き。下段へ相手の意識が向けば、上段蹴りを使う。

入られると:前傾を取って誘うと、反り身で応じる事が多い。体を大きく反らした体勢から左右の長い鉤打ちを返す。事前に前蹴りで前進を止めて、前蹴りを見せて可変蹴りで上段に変化させることも多い。距離が合わなければ、前重心から後ろ足に体重を移し、すぐに反対側へ回って距離を外す。

組み:自分から寝かせる事はほぼなく、金網に寄りかかって差されたワキを外し、運足で避難。相手の脇を巻いて体を起こし、組みの攻防を、すぐに中断させる。

ウィテカーのできそうなこと

構え方:左前に構える。両手はかなり低く、腕で防ぐ時しか上げない。立ち幅はかなり広い。

入り前の崩し:頭を前に出し、相手が突きを放とうとしたら前進する。軽快に動いて距離を外し続ける。

入り方:基本的に順突きで飛び込む。相手の前進に膝抜きからの順突きを被せる。相手が動かなければ、下段蹴りで前足を削る。相手の前進がより早ければ、右逆突きを合わせて止める。

入ってから:入ったら右の突き、右の蹴りに繋げ、成功しても失敗しても距離を取る。振り突きの応酬になれば、頭を下げて左の鉤突きをあわせる。

入られたら:右下段蹴りで崩して離れる事もあるが、出入りを支配できないまま展開を作られる時は、すぐに距離を取る。

組み:前足への組みと胴への組みがほとんど。自分から仕掛けるのは前足へばかりで、胴へは打撃で入って距離が詰まった時にしか見せない。

アデサニヤの狙いそうなこと

アデサニヤはウィテカーと殴り合うのはかなり危険と判断するハズ。

ウィテカーは出入りが激しく、アデサニヤが突き放すのは難しい。なので、下段蹴りで削り、あわよくば上段蹴り。突きはウィテカーが振ってきた時に返す程度。半身とって運足を使えば、出入りを制されても反撃の機会は作れる。

脚を削って後半の上段への布石にしたいのでは。

ウィテカーのしたがりそうなこと

ウィテカーは前回突きで負けてるがかなり頑張ってた。突きを返されないよう、迂闊に浮き上がらないよう頭を低く置きたい。

アデサニヤは頭がよく動くが、ウィテカーが慎重に踏み込めば十分あたる。焦って連打に繋げると上体が浮いて反撃をもらうので、アデサニヤの右脇を掬って小外掛けにつなげたい。

KOは狙えれば狙うだろうが、後半戦を考えた点数稼ぎを考えているはず。

展開予想

どちらも種類は違うが、相手の前進を待って合わせる動きが多い。

アデサニヤは上体の動きが軸だが、ウィテカーは運足が軸。後半になれば、持久力を節約しやすいアデサニヤが有利になっていく。

ウィテカーも理解しているから、打撃だけじゃなく、組みで優位に立ちたい。アデサニヤは立ちに拘るが、下からの極めはさして強くない。

最初はウィテカーが多少蹴られるも、出入りで優位に立つ。組みで寝かす場面も作れるはず。中盤あたりからはじわじわとアデサニヤ側に試合が傾く。

持久力と足が削れてウィテカーの動きが減り、アデサニヤが上段や中段への蹴りで点数を稼ぎ、点数を稼ぎきったと判断して安全運転。

アデサニヤの待ちに消耗したウィテカーは盛り返す事ができず、そのままゴング。

判定でアデサニヤ勝利。

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