ジャマハール・ヒルvs.ジョニー・ウォーカー予想

ウォーカーおちゃめで好きなんだけどね。

ヒル判定勝ちで

ヒルのおさらい

構え:右前に構える。右手を前に出し、左手は顎の下。立ち幅はさして広くはない。姿勢は起きてる。半身をとって懐は深い。

入り前の崩し:左前の相手には外側を取りにいき、相手の前手を払う。相手の前足を外から蹴って機を探す。外に立って相手の正面を狙える位置をとる。下段踏み蹴りを弾くように繰り返すこともある。

入り方:崩してからは中段への左の蹴りを狙いがち。回し蹴りと前蹴りを使い分けて蹴る。長い逆突きを打ち込み、脇を開けて打つが上段中段どちらにも狙える。

入ってから:単発狙いであればすぐ離れる。組みに繋げることはあまりせず、相手が体勢を乱すと、腹へ左右の鉤突きを打ち込む。

入られると:反り身から左右の肘を頬のあたりまで持ち上げて防ぐ。機を掴んでいれば、相手の左に右の長い鉤突きを合わせる。横に回っていなしながら鉤突きを狙うこともおおい。

ジョニー・ウォーカーのあれこれ

構え:かなりデタラメに変えるが、左前なのは確か。

入り前の崩し:手足を大きく動かして相手の反応を確認するが、ほんとに引っ掛ける気のある動きは、頭を相手の間合いに入れる動きと、相手の手に触れる動き。この二つ以外は殆ど意味がない。

入り方:反応が無ければ前足へ下段を打ち、頭を下げる動きをするなら、跳び膝を狙う。蹴りから試合を作りたいが、左刻み突きや、蹴りのフリから相手の横をとって連打に繋げようとすることも多い。その場の思いつきのようなデタラメな動きが多くて良くわからない。

入ってから:首相撲に持ち込むことが案外多い。

入られると:距離を外して凌ぐ動きが多い。両腕を縦に並べ、急所を隠しながら下がる。

ヒルのしたそうなこと

ウォーカーは動き回るので、中段蹴りで止めてから試合を作りたい。雑にウォーカーの距離に入ると、蹴りを合わせたり裏拳を打ち込んできたり、予想ができない。飛び込む距離は作らせず、蹴りの距離に釘付けにして試合を動かしたい。

ウォーカーのねらってそうなこと

機を捉えて強打を打ちたい。ヒルは落ち着いて試合を運ぶので、乱打戦に持ち込むのは至難。離れてヒルを煽り、焦って前進したら跳び膝や右を合わせる。無理に前半に仕掛けると持久力を無駄に消費するので、じっくり機を待ちたい。

展開予想

ウォーカーは思い切りも良いし瞬発力も高いが、それでも本人が思ってるほど身体能力は高くない。ヒルがじっくり圧力をかけてくると、どんどん自爆して空回りしそう。

下段中段をヒルが蹴り、ウォーカーはじわじわと削られ、右や跳び膝で流れを変えようとする。だが多分効果はほとんど出ない。

ウォーカーは強い打撃を当てる機を探すのは上手いが、作るのは下手。ヒルが隙を作らないようにしたら何もできない。

KOしそうな気もするけど、ウォーカーがちょっと良いとこ見せて判定に入りそうな気がするんだよねー。

ヒルの判定勝ちで。