ベラは倒しにいけたんじゃないかな?◯

展開要約

1R
フォントの突きを警戒して、守勢から下段蹴りで入るベラ。フォントは逆に順突きから連打を繋げるが、ベラは丁寧に外す。
ベラは下段と中段への蹴りを増やし、フォントの突きを払って直撃を防ぎ続ける。
フォントの右中段突きは良く当たるが、他の打撃はベラが丸まって直撃を避ける。
2R
フォントが動き回って出入りの機を隠し、ベラは反応が遅れて順突きを被弾する。ベラは前進して出入りを防ぐ。
フォントの順逆連突き、ベラは丸まってしのぎ、中段蹴りで止める。
ベラは下段蹴りをうつが、フォントは前進をやめない。
ベラが飛び込んで左の鉤突き、フォントは腰が落ち、かろうじてしがみついて耐える。
3R
フォントが左右の突きから蹴り、打撃を意識させて組みつく。フォントは金網へ運んで背中を狙うがベラはしのいで胸を合わせる。
フォントが肘を狙うが、ベラは突き放して離れる。
ベラは下段前蹴りを繰り返してフォントの突きを抑える。フォントはそれでも左右突いて前進し、ベラは丸まって直撃を外す。
フォントは巻き返そうと距離を詰めるが、かえってベラの立ち技の距離に入る。
フォントが組み肘や組み突きをしようと近距離に踏み込み、ベラは脇を差し、膝を狙う。
フォントは突き放して打撃に戻す。
フォントが突きを繰り返してベラを押し、ベラは金網を背負い続ける。ベラがフォントの前進に左振り突きを合わせ、フォントが退いたところでベラの組み膝が当たり、フォントは腰が落ちる。時間に救われて助かるフォント。
4R
フォントが順突きからコツコツと試合を作ろうとするが、ベラは余裕を持って守る。
ベラの手数は少なく、フォントは前進し続ける。
ベラは優位を確信して足を使って回り、下段蹴りと順突きを当ててすぐ離れる。
ベラの掛け蹴りがあたり、フォントはゆっくりと腰が落ちる。審判は見極めに入ったが、フォントはどうにか防御姿勢を取って耐える。
膠着して立ちに戻される。フォントは回って耐えにいく。

5R
判定の不利を悟ったフォントは、強打を振って前進する。ベラは丸まって耐えて合わせる機会を伺う。
ベラはフォントの前進を待って打撃を当て、すぐに回る動きを繰り返す。完全に流しに入った。
フォントは左右の鉤突きを振るが、ベラの腕の上から当たり効果は薄い。
ベラが掛け蹴りをまたあて、フォントはぐらついて退がる。ベラは無理に攻めず、勝利を確信する。

総括

ベラもっと倒しに行けたよね。フォントの顎が脆くなっていた。
フォントの突きは腕越しにだが、ベラは打たせ過ぎてた。フォントに効かせてたので流した事もあるが、ベラは手数が少なすぎた。
我慢して反撃という作戦だったのだろうけど、フォントは絶え間なく打ち続ける持久力と連打の組み立てがあったので、ベラにはかなり危険な展開になっていた。
ベラの下段蹴りや中段蹴りはさしてフォントの脅威になってなかった。ベラは頑丈で何度もフォントの突きの距離を割って押しに入れたが、連打を寸断して機を待ったベラの選択は正解だった。

予想外

やっぱフォントの顎が脆くなりすぎてたよね。
突きで試合を組み立てるのは半ば成功してたけど、浅い打撃で何度も腰が落ちたのはフォントの大きな失点。
ベラは突きの防御もかなりしっかりしてたので、フォントにはかなりしんどい試合であったと思う。
あんまり下段中段蹴りをフォントは効かされてなく、ベラも突きの距離に入られがちでフォントが試合を支配してもおかしくなかった。
フォント顎がなー。

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