ペドロ・ムニョスvs.ドミニク・クルーズ予想

ペドロってターちゃんのイメージあるよね。

ムニョスの一本勝ち予想で。

ムニョスは高く構えて左前の構え。相手に圧力かけて、右からの打撃が多い。

どちら側でもムニョスはけれるが、右の下段蹴りを、腿と脹脛で蹴り分ける。右の鉤突きはかなりの強振、左は追い込む時に使うけど、追い詰めた時の左鉤突きも多い。

ムニョスは頭を覆うように構えて、膝を閉じて相手の突きをそらして守る。急所を覆って耐える守りが多い。

ムニョスの前方裸締めはかなり精度が高く、一本勝ちも多い。腰も強いが引き込んでも勝負をかけられる。

ドミニクは手を広げるように構え、左右の踏み替えを頻繁に行う。低い位置から順突きをしつこく繰り返し、外や下から回り込んだ長い鉤突きも多い。

奇妙な踏み込みの虚実を繰り返し、これに順突きと両手刈りや内無双を混ぜこぜにして、ともかく相手の隙を作る。順突きが戦略の非常に大きな軸であり、順突きから横に回るか、脚を掬うか分かれる。

ドミニクは距離を取って相手の打撃を外そうとすることが多いが、真っ直ぐ追わせて変化をつけ、相手の横を取ることも多い。ドミニクは外して防ぐ事をかなり重要視している。外して当てる事に特化している。

ムニョスのやりたい事は、前に出てドミニクの脚を蹴りたいだろう。単純に突きを交換するのは不利過ぎる。ムニョスの突きの種類はさほど多くないので、ドミニクの目まぐるしく変わる頭の位置を捉えるのは難しい。蹴って蹴って、後半にドミニクの動きが衰えたらようやく殴りにいきたい。

ドミニクはともかく立ち技で、ムニョスを空回りさせ続けたいと思う。ムニョスの圧力は確かに強いが、ドミニクが左右の順突きを繰り返せば、さほど危険は感じない。問題は下段蹴り。下段蹴りを空振りさせて、すぐ前進し直してムニョスの上段中段に順突きを当てたい。ムニョスの圧力を左右の順鉤突きで回すのは、長い時間は難しい。

展開予想は、ドミニクがコツコツ当てるも、ムニョスが下段蹴り当ててくかなと。ドミニクの膝はかなり来ているので、ムニョスの下段蹴りを外しきれないと思われる。

ドミニクが順突きと内無双混ぜても、踏み替えや踏み込みの虚実が鈍れば、ムニョスが簡単に首を取る。ドミニクは参ったしそうだなぁー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?