ヤドンは打撃しっかりしてるよね

展開要約

1R
【シ】は浅い間合いで【ヤ】を揺さぶるが、【ヤ】は落ち着いて待ち続け、乗らない。
【シ】が出れないのを見て【ヤ】が圧をかけ、【シ】の苦し紛れの組みを【ヤ】は切って上げ突き、【シ】は退いて避ける。
【シ】の左中段蹴り、【ヤ】は払って圧をかける。
【ヤ】が左の突きと左右の蹴りで【シ】を追い込み、【シ】は順突きを見せて対抗する。
【ヤ】が順逆連突きを振るも【シ】は合わせて組みつき、金網へ運ぼうとする。
逆に【シ】は金網へ運ばれ、離れて仕切り直す。
【シ】が右からの打撃で【ヤ】を動かそうとするが、【ヤ】は受けて返す。
【ヤ】が順突きや左鉤突きからの右に繋げるが、【シ】は掻い潜って組み付く。【ヤ】は組みを切って順突きから圧力をかける。
【シ】は左からの右やいきなりの右の強振で【ヤ】を止めようとするが、【ヤ】は捌いて蹴りを返す。
2R
【ヤ】が強い右の蹴りから圧をかけるも、【シ】は左からの打撃を返して止める。
【ヤ】は右の突きに切り替え、【シ】の腕を叩いて金網へ追い込み、連打を浴びせる。
【シ】は腰がおちるが、【ヤ】に組み付いて難を逃れる。
【シ】は金網へ押し付けたあと入れ替えて投げ、横について抑え込む。
【ヤ】がエビで隙間を作り、下から脇を差して立ち、金網に寄りかかって立ちあがる。
【ヤ】が組み直そうとすると、【シ】は突き放して中央へ。
【シ】が左から試合を作ろうとすると、【ヤ】が左鉤突きから右でとめる。
【シ】が金網を背に回ると、【ヤ】は追跡し、【シ】の左に右を被せて左を邪魔する。
【ヤ】が強い右で【シ】を追い込み、左鉤突きを当てる。
【シ】は改めて左から試合を作ろうとしながら周り、【ヤ】は強振しながら前に出る。
【シ】は【ヤ】の強振を頭を下げながら避けて横へ回り、左をつく。
【ヤ】は強い左鉤突きと右下段蹴りで止めにいくが、【シ】は横へ回り続ける。
【ヤ】が圧を強めたところで【シ】は組み付いて上をとる。
3R
【ヤ】が強い左中段蹴りから右下段蹴りを出して前にでると、【シ】は受けつつ組み付いて寝かせる。【ヤ】はすぐに立ち上がって中央をとる。
【シ】が左から前に出ると【ヤ】はもらってしまい、焦って左中段鉤突きを出そうとすると金的に誤爆。
【ヤ】はまた強い突きから圧をかけて追い込む。
【シ】が前に出たところを【ヤ】は合わせにいくが不発。
【ヤ】は前足への蹴りから作り直す。
【シ】は左を突き、そこから組みを狙うが【ヤ】は切って距離をとる。
【シ】が左を突きつつ連打に繋げると、【ヤ】退きながら頭を振ってはずす。
【ヤ】が追い込んで左上段蹴りから後ろ回し蹴りに繋げるが当たらない。
【シ】が左から入ろうとすると、【ヤ】は下段蹴りを合わせて止めに行く。
【ヤ】が右を合わせる圧をかけて追い込むが、【シ】は逆に左を当て、【ヤ】は振り回して追撃を回避。
【シ】の打撃に【ヤ】が右を被せると【シ】は前進を控え、【ヤ】が強い打撃を振る。
【シ】は応じずに退いていく。
【ヤ】が合わせにいく素振りを見せると【シ】は前に出られない。
4R
【ヤ】が合わせにいく素振りをみせても【シ】は前に出て、頭を低い位置に置いて左をつく。
【シ】が小さい打撃から前に出ていくと、【ヤ】は上手く合わせられずに退く。
【ヤ】が強い打撃で圧をかけると、【シ】は胴組みをしかける。【ヤ】は落ち着いてがぶり、中央へ戻る。
【ヤ】が前に出ると、【シ】は無理に応じずに回る。
【シ】は前に出るフリを重ねて【ヤ】を止めにいく。
【ヤ】それでも前に出て、腹を狙って振るが、【シ】は退いてはずす。
【ヤ】は圧力をかけて【シ】を動かして合わせる。【シ】はキッカケを掴めずに回りながら機を探す。
【シ】が小さい順突きから試合を作ろうとするが、【ヤ】は無理に合わせずに機を掴ませない。
【シ】は【ヤ】の蹴りを取って寝かせようとするが、【ヤ】は切り、無理に【シ】は投げに行かない。
【ヤ】が強い左を出すと、【シ】は組みを合わせにいき、【ヤ】は突き放して防ぐ。
【ヤ】は圧をかけて右を合わせてから左を繋ぎ、【シ】は連打に入れず回る。
【シ】が前に出て連打を狙うと【ヤ】は距離を外し、【シ】が更に左で前に出たところで左を合わせて【シ】を倒す。
時間切れに【シ】は救われる形になる。
5R
【ヤ】はガンガン距離を詰めて勝負をかける。
【シ】は1発を狙ってか、手が出ない。
【シ】が前に出て振ると、【ヤ】は合わせて止める。
【シ】は体が流れて、【ヤ】はしっかり見極める。
【シ】が意を決して左から連打に入ろうとすると、【ヤ】は綺麗に左鉤突きを合わせて倒す。
【ヤ】はそのまま背中を取って殴り続け、【シ】は殆ど抵抗できずKOまけ。
ソン・ヤドンのKO勝ち

総括

シモンが順突きと組みをしかけても、ヤドンはあまり揺さぶられずに試合を進めた。
むしろシモンの打撃の方が上手く当たっていたように思う。
組みにかけた分失敗して機を失ってたけど、組みを見せて打撃に繋げた方が余程上手くいったんじゃなかろうか。
ヤドンはあまり順突きでコツコツ試合作れなかったので、シモンは少し上手く立ち回れば先手を取り続けられたように思う。

予想外

ヤドンが待って合わせたら簡単に終わるかと思ったけど、シモンは安全な位置に頭置いて仕掛けたりの工夫が案外多彩だね。
ヤドンは予想よりも相手を引き出す種類多かったけど、引き出してばかりであまり動かせてなかったのは気になった。